ロマチェンコVSリゴンドー戦予想!階級差の影響やテクニック比較も

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先日行われたメイウェザーVSマクレガーや、ゴロフキンVSアルバレスといったビッグマッチが注目を集めましたが、再度ボクシングファンの胸を熱くさせるマッチメイクが実現しました。

ワシル・ロマチェンコVSギレルモ・リゴンドーの試合です。

リゴンドー ロマチェンコ

(画像左側がロマチェンコ、右側がリゴンドーですね。)

ヤバすぎる2人の激突に衝撃を受けたボクシングファンは多いのではないでしょうか?

今回はロマチェンコVSリゴンドー戦の予想として、階級差やテクニックを踏まえて検証してみました。

ロマチェンコVSリゴンドー戦の勝者予想!

ロマチェンコとリゴンドーの何がすごいの?と思う人もいるかもしれません。

この2人はアマチュア時代にとんでもない戦績を残しているボクシングエリートなんです。

リゴンドー ロマチェンコ

まず、ワシル・ロマチェンコですが、2008年の北京オリンピックでフェザー級の金メダルを獲得し、2012年のロンドンオリンピックでもライト級で金メダルを獲得しています。2008年に行われたヨーロッパアマチュアボクシング選手権でも金メダルを勝ち取りました。

さらに、2009年にミランで行われた世界ボクシング選手権でもフェザー級で金メダル、2011年にバクーで行われた世界ボクシング選手権でもライト級で金メダルという漫画のような実績を残しているんです。

アマチュア戦績はなんと・・・

397戦396勝1敗(驚愕)

しかも1敗の相手にもリベンジ済。(笑)

はっきりいってメイウェザーやゴロフキンよりも素晴らしい実績を残している選手です。

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ロマチェンコ リゴンドー

続いて、ギレルモ・リゴンドーですが、こちらの実績も半端ではありません。

2000年のシドニーオリンピックと2004年のアテネオリンピックではともにバンタム級で金メダルを獲得し、2001年にベルファスト、2005年に綿陽で行われた世界ボクシング選手権もともにバンタム級で金メダルを獲得しています。

さらに、2003年にサントドミンゴで行われたアメリカン大会や、2006年にカルタヘナで行われたカリブ海大会でもバンタム級で金メダルを獲得し、あまりに金メダルを保持していることから「金メダルを溶解して金歯を作成して装着している。」というジョークまで飛び出すほど金メダルが「当たり前」になっているんだとか。(驚)

日本が誇る村田諒太さんがロンドンオリンピックで金メダルを獲得し、とんでもない注目を集めましたが、ロマチェンコとリゴンドーは金メダルを「大会に出場するたびに」獲得する怪物なんです。

この2人が戦えば、お互いレベルが高すぎて「判定決着」になるのでは?と僕は予想しています。

ロマチェンコとリゴンドーの階級差の影響は?

実はこの二人、階級でいえば2階級離れていて体重差があるんです。

ロマチェンコがスーパーフェザー級(58.97kg)でリゴンドーがスーパーバンタム級(55.34kg)なので、普通に考えればお互い間をとってフェザー級(57.15kg)で戦うのが一番自然に見えますが・・・。

ロマチェンコの本来の階級であるスーパーフェザー級(58.97kg)で二人は対戦するんだとか。(驚)

ロマチェンコ リゴンドー

リゴンドーが徐々に体重を上げていって、フェザー級で数試合をしてスーパーフェザーに上げるなら特に問題ない体重差ですが、いきなり2階級上げて、しかも相手がロマチェンコとなると・・・。

体重差の影響は確実に「ある」と予想されます。

その証拠に試合のオッズもロマチェンコ1.15倍リゴンドー4.5倍圧倒的にロマチェンコが人気を集めていて、いくら無敗のリゴンドーといえども体重差の洗礼を受けると世間は見ているようですね。

が、しかし!

リゴンドー陣営もバカではありません。

通常試合の前日に行われる計量を「試合当日」に行ってくれとロマチェンコ陣営に申し出て、これが認められたそうなので、体重差は通常の試合よりも少ないと予想されます。(前日計量であれば、体格が大きい方が一晩でより体重の増加率が高いため。)

それでもロマチェンコはわずかな体重(体格)差を活かして圧力をかける展開になるでしょう。一方のリゴンドーはパワーでの勝負に挑まず、スピードやパンチのキレで勝負すれば互角に戦えるかもしれません。

ロマチェンコとリゴンドーのテクニック比較も!

ロマチェンコ テクニック

ロマチェンコの最大の武器とも言えるのが、「フェイント」ではないでしょうか?

一般的な選手であれば、たまにフェイントを使って相手の意表をつくというのが普通ですが、ロマチェンコの場合は動作の「ほとんど」がフェイントとなっていて、わざとガードを下げて相手に打たせ、そのパンチに合わせてカウンターを叩き込むという高等テクニックを持っています。

相手はフェイントであることすら気がづかない。

なんでそんなことができるの?と、思っていたところ、ロマチェンコは普通のボクシングトレーニングだけでなく、「脳トレ」に力を入れていることが影響しているそうです。

このように脳を鍛えることで瞬時に自分が動くべき行動を察知し、緻密で的確な攻防を実現させているんでしょうね。

一方、リゴンドーのテクニックはどのような物なのでしょうか?

リゴンドー テクニック

リゴンドーはなんといってもスピードを活かしたディフェンステクニックが素晴らしいですね。

悪く言えば危険を冒さないタイプで、ある意味メイウェザーと似ている部分があります。

かといってパンチ力もめちゃくちゃ強いので、相手は強引に入っていけないそうです。

まとめるとリゴンドーの勝ちパターンとしては、

①パンチが強力であることを相手に分からせる
②相手はリゴンドーのパンチの強さからビビッて中に入りづらい
③相手が強引に来ないのでディフェンスを重視すれば簡単にさばける
④ときおりスピードとキレのあるパンチでカウンターを狙う

この戦略で過去に幾多の選手がやられてきました。

今回の相手はロマチェンコなので、無理に打ち合わずにこの作戦を徹底することで勝ち目を見出していくことだと思います。

リゴンドーの意外過ぎるファイトマネーはこちら!
参考:リゴンドーのファイトマネーは?井上尚弥との強さ比較!練習動画も

ロマチェンコとリゴンドーの試合は間違いなく全世界が注目するビッグマッチです。正直予想は難しいですが、僕の意見としては「ロマチェンコが僅差で判定勝ち」としておきます。

追記:ロマチェンコVSリゴンドーの結果速報はこちら!
ロマチェンコVSリゴンドー結果速報!試合展開は?コメントや感想も


勝ち負けだけでなく、ボクシングファンの記憶に残るような熱い戦いを見せてほしいですね。

というわけで今回はロマチェンコVSリゴンドー戦についてまとめてみました。

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