井岡一翔さんといえばミニマム級、ライトフライ級、フライ級という3つの階級において全て世界王者を獲得した経歴を持つプロボクサーですね。
ボクシングでの世界3階級制覇は当時の最速記録(18戦目)であり、アマチュア時代から培った技術が本物であることを証明しました。
本格的にボクシングを始めたのは中学1年生の頃のようですが、お父さんがプロボクサーだったという経歴を持つので、幼いころから遊びの一環としてボクシングを学んでいたんだとか。(そうした事実が彼のボクシングの高いスキルを身に着けたきっかけだったのかもしれません。)
一時期は引退を表明していた井岡一翔さんですが、世界4階級制覇に向けて現役復帰をしているので注目している人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は井岡一翔さんが「チキンで弱い」という評判や4階級制覇の凄さ、さらに敗戦の意外な噂についてまとめてみました。
井岡一翔はチキンで弱い?
井岡一翔さんは世界タイトルを何度も獲得しているにもかかわらず、「チキン」と言われたり「弱い」と評価されたりすることもあるそうです。
なぜこれだけ実績を残している井岡一翔さんがこのような評価を受けているのか疑問に思ったので調べてみることにしました。
実は井岡一翔さん、過去にWBA世界ライトフライ級のタイトルを獲得した際、その階級&WBAのトップとして君臨していたWBA世界ライトフライ級スーパー王者のローマン・ゴンザレスとの対戦を「3ヵ月以内に行わればいけない」という取り決めがあったそうなんです。
ローマン・ゴンザレスは当時、アマチュア時代を含めて約120連勝中という怪物で、体重差を考慮しないパウンドフォーパウンドランキングでもトップに上り詰めたこともある伝説の王者。
「強い男と戦いたい!」という闘志をみなぎらせたボクサーであれば、最も戦いたい相手と言っても過言ではないのですが・・・
井岡一翔さんは結果として「戦わなかった」。しかも、「大金を支払って対戦を避けた」との噂もあります。
バンタム級で活躍する日本人最強ボクサーの呼び声高い井上尚弥さんは「負けてもいいから強い相手としか戦わない」と公言し、それを実践し続けているのに、井岡一翔さんは理由はどうあれば「義務」であった試合をしませんでした。
だからこそ「チキン」と呼ばれたり、よく分からない名前の外人に勝利してタイトルを獲得しても「(強い相手を避けているから)弱い」という評価だそうです。
ただ井岡一翔さんの実力は「本物」なので、近い将来「モンスター井上尚弥」に挑戦して「チキン」と言っている一部の人間を黙らせてくれれば・・・と願っています。
井岡一翔の4階級制覇の凄さとは?
井岡一翔さんは2018年12月31日に日本人初となる世界4階級制覇に挑戦します。
4階級制覇と聞くとめちゃくちゃ凄いイメージがありますが、実際のところはどうなんでしょうか?
例えば、伝説の日本人ボクサーとして13度の防衛を果たした沖縄の英雄「具志堅用高さん」なんかは「世界1階級制覇」です。
逆に過激なコメントや反則などで日本中のボクシングファンを敵に回した「亀田興毅さん」は「世界3階級制覇」。
具志堅さん、亀田さんの二人で見た場合、ボクシング界でどちらが評価されているかと言えば具志堅用高さんでしょう。
このように、複数階級制覇を達成しても「対戦する相手」や「試合の内容」などによって評価が分かれてくる傾向にあるんです。
井岡一翔さんも世界4階級制覇を達成しても、先述のとおり「チキン」と思われたままであれば、あまり評価されない可能性はあります。(話題にはなるでしょうけど)
が、しかし!
井岡一翔さんが4階級制覇に挑む相手である「ドニー・ニエテス」という選手は47戦して負けは1回、かつ世界3階級制覇の経歴を持っていることから「本物の強者」であることは間違いありません。
ドニー・ニエテスはフィリピン人ですが、同じフィリピン出身のボクサーである世界6階級制覇王者のマニー・パッキャオよりも「世界王者を保持している期間が長い」ことでも知られています。(驚)
この選手との対戦が決まった際は「今回は結構リスクがある試合だな」と素直に感心してしまいました。
ドニー・ニエテスに勝利しての世界4階級制覇であれば、日本の(ボクシングをあまり知らない)ファンはともかく、世界的な評価としてはかなり高いものになると予想されます。
「練習量では誰にも負けない」と公言している井岡一翔さん。血のにじむような努力を対戦相手にぶつけて勝利し、本当に凄い選手であることを世界に知らしめてほしいですね。
井岡一翔の敗戦の意外な噂についても!
井岡一翔さんは長いプロボクシングのキャリアのなかで、たったの一度だけ敗北を喫しています。
その男は、タイ人のプロボクサーであるアムナット・ルエンロン。
まぁ井岡一翔さんがアムナットに負けたことは皆さん知っていることだとは思いますが。
実はこのアムナットという選手、世界王者になるために幼いころからボクシング漬けの毎日だったエリート・・・・ではなく、とんでもない状況と理由でボクシングを始めたそうなんです。
なんと、「悪いこと」を何度も繰り返して警察に捕まり、懲役生活の中で「暇つぶし」のためにボクシングをしてみたんだとか。(驚)
アムナットは「塀の中」で「暇つぶし」でボクシングを始めたのに、なぜかボクシング大会に出させてもらい、「強かったので出所した」という意味不明な経歴をもっているそうです。
井岡一翔さんからすればボクシング一家に生まれて幼いころからボクシングに触れてきてアマチュアでも結果を残して・・・と、頑張って来たのに、こんな訳の分からない経歴の選手に負けたらショックでしょうね。
だからこそ、そうした「悔しさ」をバネに更なる練習を自らに課し、世界4階級制覇という偉業に挑戦するモチベーションを保ち続けられるんだと思います。
敗戦という過去の事実を「汚点」の一言で片づけてしまうか、「良い経験」として前に進むかが今後の井岡一翔さんの活躍に影響していくことでしょうね。
参考:谷村奈南の離婚は井岡の父親のせい?昔のかわいい画像や性格の噂も
井岡一翔さんは間違いなく強いボクサーなので、残されたボクシング人生の中で悔いが残らないよう突っ走っていってほしいです。
できれば同じ日本人との世界タイトル統一戦が実現すれば本当に素晴らしいことだと思います。そうした「夢」への実現に向けてこれからも井岡一翔さんを応援し続けたいですね。
というわけで今回は最強ボクサーの井岡一翔さんについてまとめてみました。
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