ボクシング界の史上最高選手とも言われるフロイド・メイウェザー・ジュニアと、総合格闘技界の史上最連勝記録を持つハビブ・ヌルマゴメドフの激突の話が持ち上がっていますね。
ヌルマゴメドフが宿敵「コナー・マクレガー」を総合ルールで粉砕したことがきっかけで、同じくマクレガーに勝利した経歴を持つメイウェザーに対しヌルマゴメドフが「お前のパンチで倒れなかったマクレガーを俺は倒した。次は俺たちが戦おうぜ。」と挑発してしまったのです。
こうしたヌルマゴメドフの宣戦布告に対し、引退を表明していたはずのメイウェザーは「やってやるぜ」と応じる姿勢を見せました。
そこで今回はメイウェザーVSヌルマゴメドフの試合結果予想や、強さ&強さ比較についてまとめてみました。
メイウェザーVSヌルマゴメドフの試合結果予想!
メイウェザーとヌルマゴメドフが戦ったら、一体どちらが勝利するのでしょうか?
そもそもお互いが得意とする土俵が違うので、戦うルールによって有利不利が変わってくるはずですが、
断言できることは、メイウェザーは絶対にボクシングルールでしか戦わないでしょう。
そして、ヌルマゴメドフもそれを理解しているはずなので、ボクシングルールでメイウェザーと戦う覚悟はあると思います。
ヌルマゴメドフはレスリングや柔道をバックボーンとしていますが、打撃が得意なコナー・マクレガーを右のパンチ一発でダウンさせるほど強力な攻撃力を持っているので、
「一発が当たれば分からない」
試合になると考える人もいるはずです。
ただ、現実的に試合結果を予想すると・・・
99.9%メイウェザーの勝利は揺るがないでしょう。
いくらヌルマゴメドフが強打を持っていようとも、サウル・アルバレスやマニー・パッキャオでも倒せなかったメイウェザーを、生粋のボクサーではない選手が倒すのはほぼ不可能です。
「いやいや、総合格闘家のパンチはボクサーよりも変則的だから、メイウェザーも軌道が読めずに戸惑うはず!」
という意見もあるかもしれません。
ただ、メイウェザーと総合格闘家のコナー・マクレガーの試合を観ていても、危ないシーンはゼロでした。
なぜなら、メイウェザーは自分の土俵で戦いながらも、決してリスクは冒さないから。
ヌルマゴメドフとの試合でも、決して早いラウンドで仕留めに行かずに、相手のパンチを完全に見切るまでディフェンスを徹底するでしょう。
そして、ヌルマゴメドフ自身も理解しているはずです。
「勝てるわけがない」・・・と。
恐らく、ヌルマゴメドフが勝ち目のない試合を行うのは
「巨額のファイトマネー」のためだと思われます。
メイウェザーと戦えば一般的なファイトマネーとは桁が変わりますから。(笑)
もちろんメイウェザーもお金のために復帰するのは間違いないです。
勝敗が元から決まっているような試合だと思いますが、決してヌルマゴメドフをバカにしているわけではなく、逆に総合ルールでやればメイウェザーに勝ち目は無いので、そんな中でも相手の土俵に乗り込んできたヌルマゴメドフの勇気は称賛したいと思います。
メイウェザーとヌルマゴメドフの強さ比較!
次に、メイウェザーとヌルマゴメドフの強さを比較してみましょう。
メイウェザーの強さは「神がかり的なディフェンス」の一言に尽きます。
地球上で一番パンチのディフェンスがうまいのはメイウェザーと言っても過言ではないでしょう。歴史的に見ても僕はメイウェザーが一番ディフェンステクニックに優れた選手だと思うのですが・・・。
もちろん攻撃テクニックも素晴らしく、的確に相手の急所を打ち抜く技術がありますが、よりディフェンス力を高めるために、あえて前に出ないスタイルを貫いています。
また、スタミナの使い方もうまく、12ラウンドでも動きが鈍ることのないよう「省エネモード」で戦うすべも身につけているため、相手からすれば隙が見えないんです。
さらに、勝利を手にするためには手段を選ばない非情な一面も持ち合わせています。
相手選手を称えるために抱き合うそぶりを見せつつ、油断してガードが下がった相手をKOするだまし討ち作戦も平気で遂行するので。(笑)
一方、ヌルマゴメドフの強さは「フィジカル」だと思います。
レスリングや柔道などの「組み合う」競技で培われた体幹があるので、
体での圧力はメイウェザーに勝っています。
あと、首も太いので撃たれ強さも相当なものがあるはず。
丁寧な技術でメイウェザーと戦うのは絶対に勝負にならないので、体ごと相手を押し込んでプレッシャーをかけて強打を振り回し「一撃の軌跡」に賭けるしかないでしょう。
また、ヌルマゴメドフは軍隊格闘術「コンバットサンボ」の世界王者になった経歴もあり、寝て相手の関節を取ることはもちろん、立ったままでも関節を極めたり、ナイフを持っている相手を想定した戦いも完璧にインプットされているようです。
体のラインが細いメイウェザーを持ち上げて叩きつけたり、関節を極めれば一瞬で相手を戦闘不能にできるかもしれませんが、それをやってしまうと反則なので「目玉が飛び出るほどの賠償金」で失神KOさせられると思います。(笑)
メイウェザーとヌルマゴメドフの凄さ比較も!
最後に、メイウェザーとヌルマゴメドフの凄さについて検証したいと思います。
メイウェザーはボクシング戦績50戦50勝無敗(27KO)を誇り、稼ぐ金額も一試合で100億円以上。(驚)
スポーツマンの長者番付で4回もトップに君臨している「お金の王様」なんです。
あと、歴史上最高の(パンチの)ディフェンス能力。ミット内を見ているだけでも見とれてしまうほどの技術の持ち主として知られています。
あまりにメイウェザーのディフェンスが凄すぎて、苛立った対戦相手が頭突きをしてきたことも。(笑)
また、歴史上初めて「無敗のまま」ボクシング世界5階級制覇を達成したり、なぜか「最も嫌われているスポーツ関係者」の上位にランクインされた経歴もあるんです。(ある意味すごいです)
さらに、赤ん坊時代には実の父親から「拳銃の盾」にされ、身を守る道具にされた伝説もあるんだとか。(悲)
一方のヌルマゴメドフも様々な凄さを持ち合わせています。
まず、総合格闘技戦績が27戦27勝無敗。これは総合格闘技史上最も優れた戦績のようです。
また、宿敵である総合格闘家のコナー・マクレガーを4ラウンドかけて倒した後、続けてマクレガーのセコンドとも戦っちゃった伝説もあります。
さらに、宗教上の理由で断食の期間があり、その時期はパワーが無いので試合ができないんだとか。(笑)
最も信じられない情報として、ガチの生きている熊と戦った噂も。(衝撃)
参考:ヌルマゴメドフが熊と乱闘?最強なのに〇〇に敗北!カツラ疑惑も
メイウェザーVSヌルマゴメドフは対戦するルールによって結果は目に見えていますが、だからこそ番狂わせが起これば世界中の格闘技ファンが驚愕するはずです。
格闘技に「絶対は無い」と思わせてくれるような熱戦に期待したいと思います。
というわけで今回はメイウェザーVSヌルマゴメドフについてまとめてみました。
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