ボクシングというスポーツは毎年数々の名勝負を生み出し、日本においても井上尚弥選手や村田諒太選手など数々のスターを誕生させています。
そんな中、やはり世界的に最も注目されている選手といえば・・・
パウンド・フォー・パウンド(体重差を考慮しない強さランキング)で1位として認定されたこともある男ですね。
カザフスタンが生み出した怪物、ゲンナジー・ゴロフキンです。
今回はゲンナジー・ゴロフキンVSサウル・アルバレスの再戦について、試合の結果予想やファイトマネーについてまとめてみました。
※ちなみに現在は「再戦」の試合結果が出ていますので、記事の途中に結果や展開についてのリンクを載せておきますね。
ゴロフキンとアルバレスが再戦!
世界最強の呼び声が高いゲンナジー・ゴロフキンはデビュー以来「37勝無敗33KO」という漫画のような戦績を残しましたが、2017年9月16日にドロー判定を味わい、連勝記録がストップすることとなりました。
ゴロフキン相手にドロー判定に持ち込んだ男こそ、メキシコの英雄
「サウル(カネロ)アルバレス」です。
この試合については両者とも判定に納得がいっておらず、お互いに不満を残す決着となってしまいました。
僕的にはゴロフキンが勝っていたと思っていますし、世間的にもゴロフキン勝利の声が多い印象があります。
しかし、世界6階級制覇を成し遂げたオスカー・デ・ラ・ホーヤや、日本の村田諒太選手などはアルバレス勝利との見解を示しているため、意見が分かれていることも事実です。
そんな不完全燃焼な試合後に、世界中のファンはこう思ったのではないでしょうか?
「この2人の再戦試合が観たい!」と。
そんなファンの当然とも言える期待に応えるかのように・・・
そう、2018年9月15日にラスベガスでゲンナジー・ゴロフキンVSサウル・アルバレスの再戦が行われました!
※再戦についての結果は下の方にリンクを載せておくので絶対にチェックしてみてください。
ゴロフキンVSアルバレスの結果予想!
初対決はドローに終わったゴロフキンとアルバレスですが、再戦の結果がどうなるのか気になって眠れない方も多かったのではないでしょうか?(笑)
すでに試合は終わっていますが、試合前に二人の対戦を予想してみましたので、予想を踏まえたうえで試合結果をご覧ください。
まず、初戦の展開を簡単におさらいすると、ゴロフキンが前に出続けてアルバレスが下がりながらコンビネーションを放つという感じでした。
ゴロフキンがプレッシャーをかけて、アルバレスが嫌がるという流れだったので「ゴロフキン楽勝ムード」が流れた気がしましたが・・・。
なんと、10~12ラウンドの「3つのラウンド」は全てのジャッジがアルバレスを支持していたのです。
確かに、最後の方のラウンドはアルバレスがポイントを取り返した印象でしたが、
ゴロフキン自身も9ラウンドが終わった時点でポイントで圧倒していると自覚していたため、「10ラウンド~12ラウンドは安全運転して(ポイントを奪われても)勝てるだろう」と思ってしまったのではないでしょうか?
と、なるとゴロフキンは再戦についてこう考えることになります。
「優勢だと思っていても、最後のラウンドまで圧倒してポイントを奪う必要がある」と。
つまり再戦の展開としては、ゴロフキンは1ラウンドから12ラウンドまで全て前に出続け、アルバレスにプレッシャーをかけることが想定されますね。
対するアルバレスは、前回と同じように下がったままコンビネーションを放つスタイルでは「印象が悪く」、最後までゴロフキンが手を緩めなければポイントでの巻き返しも難しいと認識しているはずです。
つまり、再戦でのアルバレスの動きとしては、「前回以上に前に出て打ち合わなければならない」ということになります。
さらに前回のドロー判定にお互いが納得していない以上、前に出て積極性をアピールし、かつKOを狙っていくのは必然ではないでしょうか?
そして再戦の試合前に僕が予想していた展開は以下の通りです。
【1~2ラウンド】前に出てくるゴロフキンからアルバレスは距離を取って様子を見ます。アルバレスが下がるシーンも見られると思いますが、クリーンヒットは許さずコンビネーションで反撃するという感じでしょうか。(ここまでは前回とおなじですね)
【3~6ラウンド】ゴロフキンは変わらず相手にプレッシャーをかけ続け、多少のパンチを食らうことは覚悟で強打を叩き込み続けると思います。ここでアルバレスも負けじとリング中央で打ち合いを演じ、前回の試合以上に自分の優勢をアピールしてくる予想です。
【7~9ラウンド】ここでもゴロフキンはKO狙いのアグレッシブファイトを展開します。アルバレスは打ち返しても打ち返してもひるまないゴロフキンにイラ立ち、しつこく前に出返してコンビネーションを放ってくると思います。が、徐々に体力が削られているアルバレスは前半に比べて少しずつ後退する場面が増えてくるのではないでしょうか?
【10~12ラウンド】前回はここで巻き返したアルバレスですが、ゴロフキンは「この最後の3ラウンドが重要」と認識しているので、まったく手を緩めずにガンガン大砲を放ってくると思います。アルバレスはこの時点でポイントでの劣勢を意識しているため、意地で応戦しますが前回のように「10~12ラウンド全てポイントゲットしました」なんてラッキーチャンスは訪れず、どちらかと言えばゴロフキンがポイントを取る可能性が高いと思われます。
と、まぁ長々と書きましたが・・・。(笑)
結局はゴロフキンの判定勝ちだと予想します。
KOじゃねーのかよ!とツッコまれそうですが、前回の試合を観る限りKOは難しいかな・・・と。
ただ、こころのどこかでは衝撃的なKOシーンが観たい!と思っているので、良い意味で僕の予想が外れてくれればなぁと願っています。
・・・と、すでに終わっている試合の予想についてですが、気になる答え合わせはこちらです。(笑)
【答え】ゴロフキンVSアルバレス結果速報!試合の展開は?コメントや感想も
ゴロフキンVSアルバレスのファイトマネーについても!
ゴロフキンとアルバレスの試合でもう一つ気になることと言えばファイトマネーですよね。
なんと初戦の試合でのファイトマネーは以下の通りだったんだとか。
ゲンナジー・ゴロフキン・・・3億3200万円
サウル・アルバレス・・・・・5億5400万円
と、この金額にプラスしてPPV売り上げに応じたボーナスが入ったそうですが。
安すぎませんか!?
え?3億とか5億とか「一生遊んで暮らせるじゃん」と思ったそこのあなたはボクシング素人ですね。(笑)
メイウェザーやパッキャオといったボクサーは一試合に数百億円稼いでいるという事実があるので、その2人に一切引けを取らない実力を持つゴロフキンとアルバレスが3億~5億円って正直なめてますよ。
二度目の試合は多少金額が上がったかもしれませんが・・・
ファイトマネーは10億円には全く届かない
というのが妥当なところでしょうね。
ちなみに細かい話ですが、ゴロフキンの方がアルバレスよりファイトマネーが少ないのはボクサーとしての人気の差なんだとか。(悲)
参考:ゴロフキンの生い立ちが衝撃!負ける確率や石田のコメントとは?
ゴロフキンVSアルバレスの「あのワクワク」や「あの興奮」に匹敵する試合はそうそう無いですが、今後も素晴らしいビッグマッチが組まれることを祈ってボクシングを観戦していきたいですね。
というわけで今回は最強ボクサー「ゲンナジー・ゴロフキン」「サウル・アルバレス」の再戦についてまとめてみました。
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