ロマチェンコはパッキャオに負ける?最強メイウェザーとハイテク勝負予想も

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ワシル・ロマチェンコはボクシング界で史上最速の12戦で世界3階級制覇を達成したプロボクサーですね。

スーパーフェザー級時代にはWBOのタイトルを4度防衛しましたが、その全てが「相手の棄権」によるTKOという信じられない結末を迎えています。

つまり、世界戦で相手が(まだ戦えるのに)「もうロマチェンコとは戦いたくない・・・」と心がぽっきりと折れてしまったということです。(驚)

ロマチェンコ パッキャオ

アマチュア時代の戦績も397戦396勝1敗(勝率99.7%)という信じられない記録を残し、

2018年5月末にはパウンドフォーパウンド(階級の壁を考慮しない強さ)ランキングで堂々の1位に選出!

「誰が勝てるんだよこんな化物に・・・」とツッコミたくなるレベルですよね。

そこで今回はロマチェンコが「もし」パッキャオやメイウェザーと戦った場合についてまとめてみました。

ロマチェンコがパッキャオと戦えば負けるのか?

ロマチェンコは飛ぶ鳥を落とす勢いでの快進撃を続けていますが、まだまだ世界には強豪がゴロゴロいます。

そんな強豪の一人である、フィリピンの英雄マニー・パッキャオが「ロマチェンコと戦いたい」と発言しているようなので、この二人が戦えばどうなるのかについて検証してみることにしました。

そもそもロマチェンコ陣営は2階級上のパッキャオとの対戦には否定的で、体重でのハンデがある上に「引退間近」ともささやかれている相手に勝っても得るものが少ないと考えているようです。

ロマチェンコ パッキャオ

そんなパッキャオは史上二人目の世界6階級制覇王者のため、体格だけでなく実績においてもロマチェンコより上と考えられます。

お互いにサウスポーで身長も全く同じ。

また、二人ともスピードも信じられないほど速くてタフなんです。

さらにスタミナまであるので、正直戦ってもKO決着の可能性は非常に低いと思われます。

ロマチェンコといえども、パッキャオの心は折れないでしょう。

スタイルが似ている二人ですが、あえて違いを指摘するのであればロマチェンコは頭脳が勝っていて、パッキャオはパンチ力や前に出る圧力が勝っている印象を受けますね。

あと、ロマチェンコは動体視力もめちゃくちゃ鍛えているので、パッキャオの剛腕も空振りに終わる可能性が高いです。

戦えば12ラウンド通じて高速のパンチが飛び交い、相手を少しずつ削っていく「ほぼ互角」の展開になるとは思いますが・・・

明暗を分けるのは年齢差でしょう。

毎試合毎試合強くなっているロマチェンコに比べ、格下に負けを繰り返すパッキャオではほんの少しだけロマチェンコが有利です。

つまり、「ロマチェンコの判定勝ち」という結果でほぼ間違いないというのが僕の見解。

ただ、パッキャオファンの方に一つ言っておきたいのは、全盛期のパッキャオであればパッキャオが勝つということです。

仮に今のロマチェンコでも、全盛期のパッキャオには少し及ばないでしょう。

生まれてくる時代が少しずれたので、証明のしようがありませんが、できることなら二人の全盛期同士の戦いが見たかったですね。(悲)

ロマチェンコと最強メイウェザーのハイテク勝負はどうなる?

ロマチェンコはパッキャオこそ相手にしていませんが、50戦50勝無敗で世界5階級制覇を達成した「フロイド・メイウェザー・ジュニア」とやればどうなるのでしょうか?

ロマチェンコ メイウェザー

ロマチェンコ自身も、「全盛期のメイウェザーと戦えばいい勝負になる」と相手の強さを認めています。

まぁお互いパウンドフォーパウンドランキングで一位に輝いた実績を持つので、意識し合うのは当然でしょうね。

メイウェザーはパッキャオと違い、攻撃1で防御9の超ディフェンス重視スタイル。

いくらロマチェンコのハイテクな技術があっても、メイウェザーも超絶ハイテクなので強いパンチを当てることはほとんど無いと思います。

まぁロマチェンコはその辺のボクサーとは違って、脳トレに力を入れており、脳で考えたことを瞬時に体に伝え動かす能力が非常に優れていることから、メイウェザーも他の選手のように楽にパンチをいなすことは難しいでしょうけど。

戦った場合の展開としては、相手を倒すために前に出るロマチェンコと、相手に倒されないように後ろに下がるメイウェザーの鬼ごっこのような展開になると思います。(笑)

ロマチェンコのパンチはほとんど空振りし、逆にメイウェザーの「倒すつもりのないパンチ」が軽くロマチェンコにヒットすることでしょう。

ロマチェンコは「今のメイウェザー」と戦えば楽に勝てると公言していますが、

ハッキリ言って、今戦ってもメイウェザーが判定で勝つと思います。

引退しているメイウェザーであっても、戦えばメイウェザーが勝つんです。

なぜなら、ロマチェンコはパンチのスピードやフットワークで戦うタイプなので、まさにメイウェザーの土俵で戦うようなものだから。

メイウェザーに勝つ方法があるとすれば、ゲンナジー・ゴロフキンのようなパンチ力と圧力でじわじわ体を破壊していき、技術うんぬんではない勝負に持ち込むしかないでしょうね

ロマチェンコが日本の英雄「井上尚弥」よりも強いのかについてはこちら!
参考:ロマチェンコは井上尚弥より強い?ゴロフキンVSカネロのコメントも


あと、メイウェザーは試合だけでなく、マッチメークの段階でも非常にリスクを避けるので、わざわざ復帰して一番勢いのあるロマチェンコとの戦いを受けることは考えにくいと思います。(笑)

でも、ボクシングの神様が「ロマチェンコVSパッキャオ」「ロマチェンコVSメイウェザー」という奇跡のカードを組んでくれる日が来れば、ボクシングファンにとっては最高の一日になりますし、心の底からそうなることを期待したいです。

というわけで今回は天才ボクサーワシル・ロマチェンコについてまとめてみました。

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