カネロ(サウル・アルバレス)といえば元WBA・WBC世界スーパーウェルター級スーパー王者、元WBC世界ミドル級王者、元WBO世界スーパーウェルター級王者といったタイトルを獲得し世界2階級制覇を成し遂げたプロボクサーですね。
この選手はその辺の世界チャンピオンとは全くレベルが違います。
50戦以上して負けはメイウェザー戦のみという怪物チャンピオンで、パウンドフォーパウンド(体重差を考慮しない場合の強さ)ランキングでもトップ10の一人として選ばれています。日本が誇る最強チャンピオンの井上尚弥選手よりも「カネロの方が強い」と認識されているほどです。(体重が同じだったとしても)
コンビネーションブローが得意で、パンチ力もありつつ見とれるほど連打が続く選手として評価されています。
今回はカネロの因縁の相手であるゴロフキンと再戦へのKO宣言や、気になるファイトマネー、さらには日本が誇るロンドンオリンピック金メダリストの村田諒太選手との対戦についてもまとめてみました。
カネロのプロフィール!ゴロフキンをKO宣言!
【名前】サウル・アルバレス
【通称】カネロ
【誕生日】1990年7月18日
【階級】ミドル級
【身長】175cm
【リーチ】180cm
【国籍】メキシコ
数々のタイトルを獲得し、人気実力ともに世界トップクラスのカネロは、毎回試合をするたびに「勝って当然」と思われています。
しかし、2017年9月16日に行われた王者「ゲンナジー・ゴロフキン」との世界タイトルマッチでは、ジャッジが三者三様の採点をつけ、ドロー判定でのタイトル奪取失敗という痛い経験を味わいました。
相手のゴロフキン自身も全戦全勝という記録をドローで濁され、内心はカネロを憎い相手と思っているはずです。
カネロとゴロフキンの再戦が、2018年9月15日に行われることが決定しました。(現在はもう試合が行われて決着がつきました)
いくらカネロが強いと言われていても、ウェルター級を主戦場としていた選手なので、純粋なミドル級で最強の称号を得ているゴロフキンと戦うことは危険以外の何物でもありません。しかもゴロフキンはカネロ以上の強打の持ち主であり、世界戦17連続KO防衛というありえない世界記録も保持しています。
実際にファンやボクシング関係者の意見としても「前回の試合はゴロフキンが勝っていた」という声も多かったです。
そんな中、カネロはゴロフキンとの再戦に対して大胆にも 「KO宣言」 をしました。
プロアマ通じて一度もダウンも経験していないゴロフキンをKOするというのは非常に困難ですが、逆に言えばゴロフキンほどのハードパンチャーに勝つためには「KOするしかない。」といった決意の表れではないでしょうか?
さらに盛り上がることに、ゴロフキンもカネロを「KOする」と公言しており、お互いがKO狙いというこの試合は、前回以上の派手な打ち合いになることが予想されていました。
二人の「再戦」についての気になる試合結果や展開などについては以下のリンクからチェックしていただけますので、ぜひともご覧になってください!
参考:ゴロフキンVSアルバレス結果速報!試合の展開は?コメントや感想も
カネロのファイトマネーはいくら?
メキシコ出身のスーパースターであるカネロは、ファイトマネーもとんでもない金額を稼ぎ出しています。
ゴロフキンとの初戦は、チャンピオンゴロフキンが300万ドル(約3億3200万円)だったのに対し、挑戦者でありながら500万ドル(5億5400万円)を手にしたカネロの人気っぷりがうかがえます。
特に2013年に行われ注目を集めたメイウェザー戦では、
一試合だけで12億円以上のファイトマネーを手にしたんだとか。(驚)
参考:メイウェザー復帰!マクレガー戦の勝敗結果は?資産や子供の噂も!
日本人のボクサーで過去最高のお金が動いたのが1994年に行われた「薬師寺保栄と辰吉丈一郎の一戦」ですが、それでも一人当たりのファイトマネーは2億に届かなかったそうです。
やはりボクシングの本場で戦う選手は収入も桁違いで夢がありますね。(1%でもいいから分けてほしいなぁ。笑)
もちろん世界のトップとして活躍するからには練習もとんでもなくハードです。カネロがめちゃくちゃ強いパンチをサンドバッグに打ち込んでいる姿は容易に想像がつきますが、意外な練習動画がありましたので載せておきますね。
KOを量産するパワー系のボクサーとは思えない身のこなしです。(驚)
あんな素早い棒みたいな物で顔面を狙われ続けたら避けきれませんよ普通。僕だったら最初の一発目で鼻血が噴き出す自信ありです!
しかし、それ以上に気になるのがピザ屋のような帽子とTシャツですけどね。(笑)
カネロと村田諒太の対戦はある?
カネロが将来的に戦う可能性があるボクサーの一人として、ロンドンオリンピック金メダリストで元WBA世界ミドル級王者の村田諒太選手が挙げられます。
階級も近いですし、ファイトスタイル的にもかみ合う二人だと思います。
村田選手がゲンナジー・ゴロフキン選手との将来的な対戦についてインタビューされた際、「ゴロフキンとやるくらいならカネロ(サウル・アルバレス)とやった方が全然いい。」と舐めているかのような発言をしたこともあるんだとか。
もしも、カネロと村田選手の対戦が実現すれば、同じ日本人として村田選手に勝ってもらいたいです。
が、しかし!
結果を予想をするならカネロがKOで村田選手を沈めると思っています。
なぜなら、圧倒的な経験の差がでるからです。村田選手が戦った世界王者レベルの選手といえば、世界タイトルマッチで戦ったアッサン・エンダムくらいですが、カネロはアッサン・エンダム以上の選手と何度も死闘を行っています。
ガードを固めて一発を狙う村田選手のスタイルでは、カネロの前進を止めることができず、ハードパンチ&コンビネーションの餌食となってしまうでしょう。(もちろん村田選手が進化して僕の予想を良い意味で裏切ってくれることを期待しています。)
参考:ゴロフキンVS村田諒太を予想!強さ&凄さ比較!ファイトマネーについても
カネロにはこれからも世界のトップ選手とバチバチの打ち合いをして、美しいKOを量産していってもらいたいですね。
というわけで今回は最強ボクシング王者のカネロ(サウル・アルバレス)についてまとめてみました。
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