那須川天心VS堀口恭司の結果速報!試合展開は?コメントや感想も

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2018年に行われた全ての格闘技の試合の中で、日本中の注目を最も集めたカードと言えば「この二人」の激突ではないでしょうか?

そう、「那須川天心 VS 堀口恭司」です。 

日本におけるキックボクシングの史上最強選手「那須川天心」と、総合格闘技史上最強選手の「堀口恭司」というドリームマッチが、出し惜しみせずに実現したことは格闘技ファンの僕にとってとても嬉しく思います。

那須川天心 堀口恭司 結果速報

格闘技のことをよく知らない人でも、この二人の試合を見れば・・・

「すげぇ」

と声を出してしまうでしょう。

今回は、同じ時代に、同じ階級で存在した二人の「天才」の試合について、結果速報や試合展開、さらにコメントや感想についてまとめてみました。

那須川天心VS堀口恭司の結果速報!

2018年9月30日に、さいたまスーパーアリーナで行われた世紀の一戦。

まずは試合結果からお伝えします。

「那須川天心の判定勝ち」(3-0)

那須川天心 堀口恭司 試合結果

お互いKO決着を公言していただけに、判定決着は少し残念でしたが、内容はめちゃくちゃ濃かったですね。

詳しい展開は以下にまとめてみました。

那須川天心VS堀口恭司の試合展開は?

【1ラウンド】

序盤は両者手を出さず様子を見る展開に。

お互い蹴りを出し合い、堀口選手が大振りの左フックを繰り出す。

那須川選手の左ハイキックをブロックした堀口選手が、ノーモーションの右ストレートと右フックを相手の顔面にヒットさせる。

那須川選手が右ジャブを繰り出すが距離が遠く当たらず、逆に堀口選手が距離を詰めて左のパンチを顔面へ当て、続けて首の辺りへ右ストレートを叩き込み相手を大きくのけぞらせる。

ローキックを返す那須川選手を冷静にいなし、右フックを返していく堀口選手。

お互い手数が少ないラウンドだが、やや堀口選手が優勢。

【2ラウンド】

那須川選手の左のローキックにワンツーを合わせる堀口選手。

那須川選手はなおもローキックで様子を見るが、その後に手をリングにつき変則的な左ハイキックを繰り出し浅くヒット。

パンチの打ち合いになり、お互い蹴りへとつなげていく。

堀口選手の右ミドルキックの打ち終わりを狙って那須川選手が左ローキックを放ったところ、下腹部に当たり一時試合が中断。

再開後、またもや右ミドルキックを放った堀口選手に対し、左のローキックを下腹部に当てる那須川選手。

再度試合が中断し、堀口選手の回復を待つ。

再開後、那須川選手が左右のフックから左ハイキックへとつなげ、左ひざ、左ハイキック、左前蹴りと怒涛のラッシュを見せる。

後半に見せ場を作った那須川選手がやや優勢でラウンド終了。

那須川天心 堀口恭司 試合展開

【3ラウンド】

ワンツーを繰り出す堀口選手。その後も右ハイキックを繰り出し積極的に前に出る。

パンチの打ち合いになり、堀口選手がノーモーションの右ストレートを繰り出していく。

さらに堀口選手は右の飛び膝蹴りを放つが、那須川選手は冷静にいなし、逆に胴回し回転蹴りを顔面にヒットさせる。

その後も那須川選手はパンチから膝蹴り、左右のフック、左ミドルキック3連打とボディにダメージを与え、左ハイキックから上段の胴回し回転蹴りを繰り出す。

残り時間が少なくなっても那須川選手は手を緩めず、走りながら距離を詰めて左の前蹴り、左ハイキック、右のバックハンドブローへとつなげて明確な優勢をアピール。

那須川天心VS堀口恭司のコメントや感想についても!

【那須川天心のコメント】

堀口選手、自分のキックのルールで戦ってくれたこと、本当に感謝しています。ありがとうございます。

自分は本当に昔から堀口さんに憧れて、このカードが決まった時、堀口さんとやると思うと(自分は)普段は緊張しないですけど、(今回は)本当に緊張でいっぱいでした。

だから今回の試合、こういう形で勝ちにはなりましたけど、本当に成長できたと思います。これは堀口さんのおかげです。

【堀口恭司のコメント】

那須川君、でかいこと言ってごめんね。(笑)

強かったねー。もっともっとキックとか、日本の格闘技を一緒に盛り上げましょう。

で、釣りも行きましょう。これからも日本の格闘技を盛り上げていくので、皆さん応援お願いします。

ありがとうございました。

那須川天心 堀口恭司 コメント

今回の試合を観た「僕の感想」としては、シンプルにめちゃくちゃ面白かったです。(笑)

序盤は堀口選手の距離感に那須川選手が戸惑っていたというか、前に出られない感じで「一撃をもらってしまうのでは?」という緊張感がありました。

とくに堀口選手の「ノーモーションの右ストレート」「いつ打ったの?」と思ってしまうほど速かったですし、左右のフックも「当たれば倒れる」という破壊力を秘めていたと思います。

ただ、那須川選手は「キックルールなんだからKOしなければならない」といった使命感を背負っていたようで、終盤のラウンドになるにつれて守りに入らず思いっきり倒しに行ってたことに感心しました。

やはり近い距離での打ち合いになると那須川選手の技術が上回っていましたが、堀口選手の「当て勘」も相当すごかったです。

那須川選手が勝ったことは予想通りでしたが、試合内容は想像以上だったと思います。両者とも本当にヤバいくらい強くて、見ていて幸せでしたね。

那須川天心とK-1王者「武尊」が戦ったら・・・勝者は絶対〇〇!!
参考:那須川天心の戦績がすごい!練習メニューは?武尊とどっちが強い?


今回は堀口選手が那須川選手の土俵に上がるような形で行われましたが、これからもそれぞれの得意分野で頂点を極め続け、日本の格闘技界を盛り上げ続けてほしいと思います。

というわけで今回は世紀の一戦、「那須川天心VS堀口恭司」についてまとめてみました。

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