比嘉大吾さんは沖縄出身で具志堅用高さんの指導を受け、一度はWBC世界フライ級王者に輝いたプロボクサーですね。
15戦15勝15KOという偉大な記録を残しましたが、3度目の防衛戦に失敗して初黒星を喫しました。
負ける姿が想像できないほど強かった比嘉大吾さんですが、顔を赤く腫らして泣きながら歩く姿はファンとして衝撃的なものでした。
そこで今回は比嘉大吾さんの処分やパンチ力について、さらに減量失敗で嘔吐の噂をまとめてみました。
比嘉大吾の処分はネリよりマシなのか?
比嘉大吾さんは2018年4月15日に行われたニカラグアのクリストファー・ロサレス戦の前日計量時に900gの体重超過が発覚し、王座を剥奪されることとなりました。
「一生懸命努力した上で900g落とせなかったんだから仕方ないよ。」
と、ファンであれば思ってしまうかもしれませんが、ほんの1ヵ月半前に山中慎介と対戦したルイス・ネリの体重超過に対しては「日本から永久追放」という厳しい処分が下されているので、「今回は大目に見てあげるね」とはならないでしょう。
比嘉大吾さんは汗が一滴も出ないほど追い込んだ上での体重超過なので、ルイス・ネリとは悪質性が違うのは明らかですが、厳しい処分が下ると予想されます。
まぁさすがにルイス・ネリと同じく「日本から永久追放」は絶対にないでしょうけど・・・
「見せしめのために」
ある程度の厳しい処分が必要なんです。(悲しいと思いますが)
比嘉大吾さんの処分が重いことで、今後試合を行うあらゆる選手に対して「体重超過をするとこれだけペナルティがあるんだよ」と警告することができますよね。
逆に今回の処分が軽いと、他の選手も「体重超過してもいいんだ」となってしまうし、対戦相手の体重が重いことで命にかかわる試合も絶対に出てきますから。
なので、個人的にはすぐにでも比嘉大吾さんの復帰戦を見たいですが、ボクシング界全体のことを考えると1年間の出場停止やファイトマネーの大部分カットなどの処分をしてもいいかなとも思います。
参考:比嘉大吾がTKOで敗戦!負けた理由は?感想や引退の噂についても
比嘉大吾のパンチ力が弱いって本当?
比嘉大吾さんと戦ったクリストファー・ロサレスは比嘉大吾さんのパンチ力に対してこのようなコメントを残してます。
「パンチ力が無かった。全然パンチに力がこもっていなかったので、打ち合いにいくことができた。」
正直、試合を見る限りではパンチにキレがあったし、一発一発が重いパンチにも見えました。
しかし、それは見せかけの姿で、実際にパンチを受けた対戦者の発言が一番真実なんだなと思います。
「そう、コンディションが良くないと比嘉大吾さんでもパンチは弱いんです。」
15連続KOするほどのハードパンチャーでも、コンディションがベストでなければ弱い。
もうそんな弱い比嘉大吾さんの姿なんて二度と見たくないですよ本当に。
なので、選択肢はたったの一つ。
「階級を上げるしかない。」
正直一階級と言わず、二階級でもいいので体重を上げて、比嘉大吾さんの「強いパンチ」を再び見せてほしいものですね。
比嘉大吾が減量失敗で嘔吐した噂も!
比嘉大吾さんは本当に「無理して」減量をしていたそうです。
それは今回の減量失敗騒動に限らず、KO勝利をした過去の試合でも言えることなんだとか。
なんと初防衛戦の計量後の食事中に・・・
「嘔吐して失神」
していたそうなんです。
そんな過酷な想いをさせてまで、この階級に留まらせていたことはトレーナーのミスだと思いますし、今回のような体重超過が起きるのも予見できたはず。
比嘉大吾さんなんて、10階級上の村田諒太さんと「ほぼ同じ胸囲」を誇る筋肉のかたまりですよ。
エキサイトする試合はファンにとって最高ではありますが、本当に本当に大事なことは「選手をできる限り安全に戦えるようにする配慮」なんだなと実感させられました。
参考:比嘉大吾が体重超過で王座剥奪!減量失敗はなぜ?理由は?具志堅の謝罪も
比嘉大吾さんには今回の失敗をプラスの方向に活かし、失った信頼やベルトを取り戻してもらいたいですね。
というわけで今回はプロボクサーの比嘉大吾さんについてまとめてみました。
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