松村英明さんといえばAbemaTVの企画「格闘代理戦争」で魔裟斗さんの推薦選手としてトーナメントに出場し、見事優勝してK-1とプロ契約を結んだキックボクサーですね。
パンチ力が尋常ではなく、対戦する相手が口をそろえて
「こんなパンチ、今まで受けたことが無い」
と悲鳴を上げるほどなんだとか。
まだ、松村英明さんは「サラリーマン生活をして人生終わらせたくない」といった固い決意のもと、仕事を辞めて格闘技一本に絞って練習に励んでいるため、観ているこちらとしても応援したくなっちゃう人材なんです。
今回は松村英明さんとスソンさんのスパーリングの展開や魔裟斗さんの見解、さらに松村さんの弱い部分についてまとめてみました。
松村英明がスソンとスパーリング!
格闘代理戦争のトーナメントが始まる前から、優勝候補として注目されていた「スソン」選手。
山本KIDさんの推薦選手としてトーナメントに出場しましたが、結果は一回戦負けで松村英明さんとの対戦は実現しませんでした。
が、しかし!
魔裟斗さんが「スソン君とスパーリングしに行こうかな」と発言したことで、
松村英明VSスソンという夢の対戦が実現することとなったのです。
パンチが主体の松村英明さんと、テコンドー仕込みの蹴り技が主体のスソンさんのスパーリングは、間合いの取り方がポイントになる一戦となりました。
松村英明VSスソンのスパーリングの展開や魔裟斗の見解も!
まずは、松村英明さんとスソンさんのスパーリングの展開について記述します。
【1ラウンド】
両者ともに一発ずつ強烈な右ローキック。
スソンがサイドキックを放つ。
松村も右ローキックを返す。
スソンの右ストレートでのけぞる松村。
なおも松村は右のローキックを返す。
スソンがジャブを突いて前に出る。
逆に距離を詰め返した松村の左アッパーがヒット。
スソンがサイドキックで距離を取る。
松村は前にでて左ボディへパンチを叩き込む。
スソンもローキックで応戦。
さらにスソンがワンツーやバックスピンキックでラッシュをかける。
松村もジャブとローのコンビネーションで返す。
スソンもローを蹴り返す。
さらにスソンのサイドキックやハイキックで松村がのけぞる。
前へ出てプレッシャーをかける松村を前蹴りで突き放すスソン。
【2ラウンド】
左のジャブ2連打で距離を潰す松村。
スソンはバックスピンキックで応戦するも空振り。
松村がローキックを叩き込む。
スソンは大振りの右フックで応戦するも空振り。
スソンはさらにサイドキックから大振りの左フックで手数を出す。
松村は右のローを蹴り返し、スソンは前蹴りで距離を取る。
松村はなおもローキック。
スソンは上段の前蹴りやハイキックで松村を翻弄する。
松村の右フックがスソンの顔面を捉える。
さらに前に出た松村の左ボディもヒット。
松村は前に出て右ローキックを連打。
【魔裟斗のコメント】
前半はローキックをカットできていたけど、後半はもらっていた。しっかりカットしないと効かされる。あれだけ前に出たら(相手は)ローキックを蹴れないから。
やっぱり松村英明さんはパンチの選手なので、パンチに付き合わない相手がローキックを軸に攻めてくることを魔裟斗さんは警戒しているんでしょうね。
松村英明の弱い部分はズバリ〇〇!
このスパーリングを見た僕の感想としては、松村さんの良さがあまり出ていなかった印象でした。
まぁパンチは顔面に数発当てていたので、試合用のグローブでヘッドギアが無ければスソンさんに深いダメージを与えているはずなので、展開ももっと良くなっていた可能性はありますが。
それを踏まえても松村さんの「弱い部分」が浮き彫りになった感じがします。
松村英明さんの「弱い部分」とはズバリ・・・
相手の攻撃に付き合ってしまうこと。
スパーリング後にスソンさんも、「(松村さんは)蹴りに思い込みで過剰に反応し過ぎ」というコメントを残しているほどです。
松村さんは素晴らしいパンチを持っているんだから、もっと相手の良さを潰してガンガンパンチで攻めればいいのになぁ~と思ってしまいました。
格闘代理戦争のトライアウトの際にも「たいしたことない相手の攻撃」に付き合って攻めあぐねていたシーンも多かったですし。
K-1ファイターとしてどれだけこの「弱い部分」を修正できるかが今後のカギでしょうね。
ただ、こうした不器用な一面を持っているところが人間らしくて松村さんの魅力でもあるんですけど。(笑)
参考:松村英明のデビュー戦は佐野純平!試合結果予想は?パンチ力の秘密も
松村英明さんはあの魔裟斗さんが「惚れてしまった」というほど真面目で可愛い一面を持つファイターなので、いつの日かK-1王者になって魔裟斗さんに恩返ししてほしいと思います。
というわけで今回はK-1ファイターの松村英明さんについてまとめてみました。
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