比嘉大吾さんといえば15戦15勝15KOというパーフェクトレコードを達成した沖縄のプロボクサーですね。
2017年のボクシング年間表彰式では「KO賞」を受賞するなど、輝かしい実績と実力を評価されました。
また、幼いころからボクシングを学んできたわけではなく、甲子園を目指したほどの野球少年だったんだとか。(驚)
比嘉大吾さんがボクシングに転向し、短期間での世界王者獲得は血のにじむ努力や天性の才能があったということでしょうね。
そこで今回は比嘉大吾さんの敗戦や負けた理由、さらに(敗戦の)感想や引退の噂についてまとめてみました。
比嘉大吾がTKOで敗戦!
2018年4月15日に横浜アリーナで開催されたWBC世界フライ級タイトルマッチで、
ついに比嘉大吾さんが敗北を喫しました。
9ラウンドTKOという残念な結果にショックを受けたファンも多いのではないでしょうか。
自身が保持する15連続KOの更新が期待されていただけに、本人の精神的なダメージも計り知れないことだと思います。
しかも相手は「勝って当然」と言われた格下の相手だったので、昨年に怒涛の快進撃を続けた比嘉大吾さんの姿からは想像できない試合展開となりました。
比嘉大吾が負けた理由は?
ではなぜ「格下」の相手に比嘉大吾さんは負けてしまったのでしょうか?
はっきり言ってしまえば「減量失敗」が原因。
これに尽きると思います。
ジムの会長でもある具志堅用高さんは、(減量失敗は)短期間に試合を組んでしまった
「自分の責任である」と公言していますが、それだけではないでしょうね。
参考:比嘉大吾が体重超過で王座剥奪!減量失敗はなぜ?理由は?具志堅の謝罪も
負けた理由の90%は減量失敗ですが、残りの10%をあえて挙げるなら・・・
前日の時点で王座を剥奪されていたことで精神的に落ち込んでしまい、また、ファンに申し訳ないという気持ちから不安や焦りが試合に出てしまったのだと思います。
それと同じ理由から、対戦相手であるクリストファー・ロサレスは「減量に失敗した比嘉になら勝てる」という精神的なアドバンテージを胸にリングに上がったと予想できるので、自分の実力を思う存分に発揮できたということでしょう。
比嘉大吾の敗戦の感想や引退の噂についても!
比嘉大吾さんの敗戦の感想としては、
「まぁKOで負けると思ってたけどね。」
という感じです。
ボクシングというコンディションが大きく影響するスポーツでは、体重をうまく調整できない時点でほぼ負けは確定するようなものなので、皆さんも負けることを予想していたのではないでしょうか?
(体重超過の情報を知るまでは比嘉大吾さんが圧勝すると思ってましたが)
9ラウンドTKOという結果に終わりましたが、逆に言うと「よくそのラウンドまで持ちこたえたな」と感じましたね。
具志堅用高さん自身も「2~3ラウンドで止めるつもりだった」と公言するほどだったので、比嘉大吾さんの地力がそこまでの粘りを見せたのだと思います。
ベストコンディションであればKO記録を16に伸ばせていたことは間違いなかったはずなので、本当にボクシングは「何が起こるか分からない」なぁと実感させられました。
そんな悲しい敗戦を味わった比嘉大吾さんですが、ネット上では「引退するのでは?」といった噂もささやかれています。
ただ負けただけでな「体重超過で王座剥奪」という、あってはならない失態を犯したうえでの敗戦なので、
「自分のようなボクサーがリングに立ってはいけない」
と考える可能性もあるということでしょうね。
が、僕の見解はというと・・・
「絶対に引退はしない」
と考えています。
なぜなら、具志堅用高さんが「比嘉が世界を獲れなければジムを廃業させる」とまでの決意で育て上げた愛弟子なので、たった一度の失態と敗戦で「じゃあ引退しますね」とはならない、いや、なれないと思うんです!
失ったベルトと信頼は、リングの上でしか取り返せないものなので、比嘉大吾さんほどの強いメンタルと実力を兼ね備えたボクサーであれば、今後きっと全てを塗り替えるだけの活躍をしてくれると期待しています。
参考:比嘉大吾は井岡より強い?ファイトマネーは?井上兄弟との因縁も
比嘉大吾さんはこれからまだまだ戦わないといけない選手がたくさんいると思うので、勝って勝って勝ちまくって、連続KO記録を一から築き上げていってほしいですね。
というわけで今回はプロボクサーの比嘉大吾さんについてまとめてみました。
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