井上尚弥さんといえば、全世界から「怪物(モンスター)」と呼ばれ、打たせないテクニックや石のように硬いパンチを武器に連勝を重ねるプロボクサーですね。
強すぎるが故に相手が逃げてしまったり、不正を疑われたりといった規格外の才能を持ち、世界6階級制覇を成し遂げたマニー・パッキャオに代わる逸材として注目を集めています。
幼少期の頃から父に教え込まれたテクニックは本物で、天才と呼ばれながらも誰よりも努力してきたという自負を持っているそうです。
そこで今回は井上尚弥さんとジェイミー・マクドネルの試合についてや勝敗予想、さらにファイトマネーの噂をまとめてみました。
井上尚弥がマクドネルと激突!
WBO世界スーパーフライ級で7度の防衛を重ねた井上尚弥さんですが、階級を上げてバンタム級を主戦場とすることになりました。
そんな中、次戦(2018年5月25日)の相手として決まったのが「ジェイミー・マクドネル」です。
※現在は終わっていますので、記事の最後に結果速報のリンクを載せておきますね。
画像右側がマクドネルで、左側は亀田和毅さん。
なんとこのマクドネルという選手は、亀田三兄弟で最強と呼ばれる亀田和毅さんを2度に渡り破ったことでも有名なんです。(亀田和毅さんはマクドネルと戦うまでは31連勝無敗という記録を打ち立てていたにもかかわらず)
マクドネルはジャブを主体とした非常にバランスのいい選手で、パワー系というよりはテクニシャンに当てはまる選手だと思います。
井上尚弥さんのボクシングスタイルでもある「打たせずに打つ」という戦術をマクドネルも実践していて、激闘必死の注目のカードとなることは間違いないでしょうね。
井上尚弥さん自身も「過去最強の相手」と認めており、まさにモンスターの真の実力が試されるうってつけの相手です。
ただ、マクドネルと戦うことになった理由は・・・
「スケジュールが空いている選手がたまたまマクドネルしかいなかったから」なんだとか。(笑)
神様のいたずらのようなマッチメイクですが、ボクシングファンにとっては今からワクワクが止まりませんね。
参考:井上尚弥はなぜ強い?練習メニューは?体力測定結果や変な癖について
井上尚弥とマクドネルの勝敗予想は?
※繰り返しますが、現在は試合が終わっているので、結果速報のリンクを下の方に載せておきます。
井上尚弥さんとマクドネルの試合ともなれば、「一体どちらが勝つんだ?」と、頭の中で妄想を繰り広げてしまいますよね。
まずは体の比較をしてみましょうか。
井上尚弥さんの身長は164.7cmでリーチが171cm、対するマクドネルは身長が178cmでリーチが183cm。
身長差が13cmですよ!?
しかも相手はその辺のかませ犬ではなく、世界のトップ選手をなぎ倒してきたトップファイターです。
この数値だけ見ると圧倒的にマクドネルが有利だと思われます。
しかもマクドネルは後半になっても失速するようなタイプではなく、逆に前半の劣勢を取り返して勝利するといったことも経験している粘り強い選手なんです。
まぁ試合展開としては、距離を取ってリーチを活かしたいマクドネルに対し、ガンガン前に出てプレッシャーをかけていく井上尚弥さんの構図になることでしょう。
バンタム級という上の階級に初挑戦でリーチ差のあるテクニシャンが相手ともなれば、井上尚弥さんもさずがに恐怖があるのかなと思いきや・・・
「マクドネルは隙がめちゃくちゃある。」
という楽勝宣言とも判断されかねない発言が飛び出したそうです。(驚)
井上尚弥さんはリーチ差をもろともせず、「簡単に中に入れる」との自信があるようなので、ボディブローを中心に試合を組み立てていくでしょうね。
距離を潰してボディのダメージを蓄積させ、マクドネルのガードが下がったところを左フックでKO!という展開になるかもしれません。
個人的な予想としては「井上尚弥さんのKO勝ち」を予想します。
(まぁ2割くらいの確率で判定にもつれこむかもしれませんが・・・。笑)
なんにせよ、マクドネルが勝つというビジョンは正直見えないです。
井上尚弥のファイトマネーの噂も!
井上尚弥さんは強さばかりが注目されていますが、実際のところ「ファイトマネー」はいかほどなのでしょうか?
未来のマニー・パッキャオとまで呼ばれているからには、やはり金額も規格外なのでは!?と、期待してしまいますね。
(ちなみに、マニー・パッキャオは一試合で100億円以上稼いだこともあります)
まぁ一般的な日本人世界王者のファイトマネーは2000万円~3000万円が相場のようです。
が、PFP(階級の壁を超えた強さランキング)で世界中のボクサーを差し置いてトップ10にランクインしている井上尚弥さんであればファイトマネーはこんなものではないはず!
と、思っていたのですが・・・。
4000万円程度だそうです。
いや、すごい大金ではありますけど、彼の実力や人気を考えたらちょっと安い気がしませんか?
しかも、初のアメリカでの試合では2000万円ほどだったという悲しい現実もあるようです。
まぁマクドネルのような世界的に有名な選手を倒していくことで、本場アメリカでも認められてファイトマネーが億単位になっていくということは充分考えられますので、「ボクシングはこれだけ稼げるものなんだ」ということを拳ひとつで示し、夢を与えてほしいですね。
参考:井上尚弥VSマクドネルの結果速報!試合展開は?コメントや感想も
井上尚弥さんはマクドネルとの一戦が終わった後、さらに上に君臨するWBA世界バンタム級「スーパー王者」のライアン・バーネットが待っているそうです。
いわばこの階級のラスボスといったところでしょうか。(笑)
ラスボスもしっかり倒して、複数の階級で最強を証明し続けてほしいと思います。
というわけで今回は最強ボクサーの井上尚弥さんについてまとめてみました。
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