グラップラー刃牙といえば、ボクシングや空手、柔術や合気道など、様々な格闘技を題材にした大人気の格闘漫画ですね。
主人公の範馬刃牙が地上最強の生物である父親の範馬勇次郎を超えるために自らの体を鍛え上げるストーリーで、様々な個性あふれるキャラクターが人気を支えています。
この漫画を読んだことがないのであれば、絶対に読んでほしいです!
自分が戦っているような錯覚に陥るほど、格闘に関してリアルに描かれている漫画ですから。格闘の全てがこの漫画に詰まっていると言っても過言ではないと思います!
あの天才キックボクサーの那須川天心さんもこの漫画の大ファンで、試合中にこの漫画の技(型)を披露することもあるくらいですから。
参考:那須川天心の戦績がすごい!練習メニューは?武尊とどっちが強い?
今回はグラップラー刃牙の名言集や、作者である板垣恵介さんの過去、さらには名勝負ランキングについてもまとめてみました。
グラップラー刃牙の名言集!
たかだか小一時間で蚊トンボを獅子に変える。それが勝利というものだ。
人は日々の練習だけで強くなるのではないんだとか。たった一回の勝利や、たった一回の敗北によって劇的に強さが増すという名言ですね。
ヨーイドンでしか走れぬ者は格闘技者とは呼ばぬ。
格闘家はリングに上がって試合開始のゴングを聞いてから戦います。ただ、実践(街中などでいつ起こるか分からない喧嘩)はゴングもルールもありません。そんなルール無用の世界で勝ち抜く者が真の格闘技者ということです。
負けない。10年以上も思い続けてきた。より明日強くなるために…今日をもっと…そして辿りついた今日だ。
強くなるために毎日毎日限界まで練習して積み上げた日々。その結果が自分の実力となり自信を生み出しているんですね。格闘技に限らずどのような分野でも日々の努力を怠らず、目標を達成すべきだと思います。
地上最強を目指して何が悪い!!!
人として生まれ男として生まれたからには誰だって一度は地上最強を志す!
地上最強など一瞬たりとも夢見たことがない!!
そんな男は一人としてこの世に存在しない!!
それが心理だ!!
ある者は生まれてすぐに!
ある者は父親のゲンコツに!あるものはガキ大将の腕力に!
ある者は世界チャンピオンの実力に屈してそれぞれが最強の座をあきらめ
それぞれの道を歩んだ
医者・政治家・実業家・漫画家・小説家・パイロット・教師・サラリーマン
しかしっ!
今夜あきらめなかった者がいる!偉大なバカヤロウ2名!
この地上でだれよりも
だれよりも最強を飢望んだ2名!
決勝ファイナル!
漫画に出てくる最強トーナメント決勝戦の前に発言されたセリフです。
確かに僕も、子供の頃に最強を夢見た日がありました。いつの間にか最強を考えなくなり、今思えば何かがきっかけで諦めたんだと思います。格闘技以外の分野でも、結局は諦めなかった人間が勝つんだと思います。地上最強は諦めた僕ですが、人生において「これだけは諦めない」というものを決めて行動していきたいですね。
グラップラー刃牙の作者「板垣恵介」の過去とは?
グラップラー刃牙の作者である板垣恵介さんは過去にボクシングをやっていたそうです。
アマチュアの試合によく出ていたそうですが、ある日めちゃくちゃ強い選手と試合をすることになり、一方的にやられてしまったんだとか。
相手の強烈なパンチを食らった板垣恵介さんは、まだ立っていられるにも関わらず
「恐怖からわざと倒れた」そうです。
いわゆる「嫌倒れ」(嫌すぎて倒れる)というやつだと思います。
でもこれ、男として絶対後で後悔するんですよ。なぜ俺はあの時まだ戦えるのにも関わらず逃げたのか?って感じで。
板垣恵介さんもそのような気持ちになったそうで、なんとリベンジを決意したそうです!
そして運命の再戦の日が訪れ試合をしました。
結果は・・・・
KO負け。(悲)
でも、そのKO負けは前回のような「嫌倒れ」ではなく、真っ向から打ち合っての本当のKO負けだったそうです。
恐怖に打ち勝ち、限界まで打ち合ったことで前回の悪夢は払拭できたと思います。
そんな男気溢れる作者だからこそ、素晴らしい格闘漫画が描けるのかもしれませんね。
グラップラー刃牙の名勝負ランキングも!
【第五位】 範馬刃牙 VS 烈海王
地下闘技場でのトーナメント準決勝で刃牙と烈海王の激突が凄まじかったです。
中国武術の技をめちゃくちゃ受けても刃牙はまだ立っていましたね。(おへそに指が貫通していたのに。笑)
最後は烈海王の首が折れたんじゃないの?っていうレベルで刃牙がハイキックを放ってフィニッシュでした。烈海王というキャラは「誰がこいつに勝てるんだ?」っていうような強さで描かれていたので、この死闘を制した刃牙を称えて第五位ですね。
【第四位】 愚地独歩 VS 渋川剛気
空手家の愚地独歩と合気道の達人の渋川剛気の一戦。こちらも地下闘技場でのトーナメント準々決勝で行われました。
どう考えても体格的に愚地独歩が有利に見えるんですが、合気道のとんでもない技術を使いギリギリ渋川剛気が勝利!
生まれていた日が逆だったら結果も逆になっていたほど、経験の差が出た試合でしたね。
最後は倒れている愚地独歩に情けをかける姿も見せた渋川剛気の男気に感動し第四位です。
【第三位】 ジャック・ハンマー VS 渋川剛気
地下闘技場でのトーナメント準決勝で行われたジャック・ハンマーと渋川剛気の一戦!
圧倒的なパワーのジャック・ハンマーに対し、渋川剛気は合気道の技で立ち向かいます。
なんと口にふくんだ水を使って渋川剛気がジャック・ハンマーを溺れさせたのが印象的でした。さらに、ジャック・ハンマーが渋川剛気のアキレス腱を噛みちぎったのには衝撃を受けましたね。
暴力VS技術の対比がめちゃくちゃうまく描かれていたので第三位です。
【第二位】 ジャック・ハンマー VS ピクル
ジャック・ハンマーが古代人「ピクル」へ立ち向かった戦いですね。
ピクルのありえないパワーに押され気味のジャック・ハンマーですが、ドーピングを駆使して善戦しました。一度はピクルが恐怖を覚えて逃げる場面もありましたね。
最終的にピクルの信じられないパンチがジャック・ハンマーに当たり、空中で体がぐるぐる回転して浮いているというシュールなシーンも衝撃でした。(笑)
暴力VS暴力の激しすぎる戦いに興奮したので第二位です。
【第一位】 花山薫 VS スペック
やっぱり一番すごい戦いといえば喧嘩師「花山薫」と死刑囚「スペック」の戦いです。
無呼吸で連打を繰り出すスペックのパンチを花山薫は一切避けず、一撃のパンチで形勢を逆転させました。
画像にもありますが、胸ぐらを掴んでの「まだやるかい?」は男であれば一度は言ってみたいセリフです。
見ていない人がいるのであれば絶対みてください。見たら第一位だと納得できると思います。
参考:ワンピースの黒ひげが海賊王に?眼帯の海賊の噂や最終話について!
グラップラー刃牙シリーズは本当に様々な名シーンや、とんでもない戦いが見られる最高の漫画だと思います。地球上に出ている格闘漫画の中で間違いなくナンバー1ですから。まだ連載中の漫画ですので、どのような結末になるのか楽しみで仕方ありません。
というわけで今回は人気格闘漫画のグラップラー刃牙についてまとめてみました。
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