銀と金はカイジより面白い?名言や心理戦がすごい!福本伸行の噂も

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「銀と金」は1992年~1996年まで双葉社のアクションピザッツという雑誌に連載されていた漫画です。2017年にはテレビドラマ化され、俳優の池松壮亮さんが主演を務めたことで話題を集めました。

実はこの漫画、俳優の藤原竜也さんが主演を務めた映画「カイジ」と同じ作者が描いている作品なんだとか。

銀と金

裏社会を題材にしたストーリーで、お金や命のやり取りがリアルに描かれていて、ヤクザやギャンブラー、殺人鬼なども登場するめちゃくちゃ面白い漫画です。

もう一度言います。「銀と金」は、めちゃくちゃ面白い漫画です。

そこで今回は「銀と金」とカイジの比較や、名言&心理戦、さらに作者の福本伸行についてもまとめてみました。

銀と金はカイジより面白い?

「銀と金」「カイジ」を比べるとどちらが面白いのでしょうか?

人気レベルや知名度で言うと、間違いなくカイジに軍配が上がると思われます。

カイジ

が、しかし!!

漫画の内容の面白さでは、断然「銀と金」の方が面白いんです!!

「銀と金」はカイジ以上に現実の裏社会で起こっていそうなリアル感があり、格闘シーンや殺し合い、もちろんギャンブル対決もあり、お金を動かす単位も桁が違うから引き込まれちゃいますね。

決して僕は「銀と金」の回し者ではないですが。(笑)一度読むと読者自身が、自分のお金や命を本当に賭けていると錯覚するほど「銀と金」の世界に引き込まれると思います。

銀と金の名言や心理戦とは?

銀と金では数々の名言が出てきますが、僕が一番シンプルで好きな名言をご紹介します。

「どんなに真面目に働いても金を持たなければ罪人!」

これは主人公の「平井 銀二」がお金に困った事業主などに「金貸し行為」を行った際、それを見ていたもう一人の主人公「森田 鉄雄」が発した言葉です。

一生懸命働いてもお金が無くて人にお金を借りる際は「罪人が謝罪するように頭を下げなければならない。」という意味だと思います。

すごく嫌な内容かもしれませんが、これがこの世界の現実なんだなと実感させられました。

お金が無くても幸せといった言葉もありますが、家族が病気になってしまった際の治療や、食べる物や住む場所を確保するには「お金」が必ず必要になってきますから。

しっかりと稼いで家族を幸せにしなければ!と気合を入れさせてくれる名言ですね。

銀と金

さらにこの漫画の「心理戦」という見どころをご紹介します。

「森田 鉄雄」が5000万円を持っていて、さらに目の前に2つのトランクがあります。

片方のトランクには5億円が入っていて、もう片方は空です。手持ちの5000万円を賭けてどちらかのトランクを貰うといったシーンがありました。

「森田 鉄雄」は5000万円を賭けてトランクを選びましたが、その瞬間「平井 銀二」は選ばれなかった方のトランクを片付けようとしました。

ここで「森田 鉄雄」はピンときます。

「トランクは2つとも空なのではないか?選ばれなかったトランクを片付けることで、そちらに5億円が入っていたと錯覚させ、自分は空のトランクを持って帰る羽目になる。」

そこで「森田 鉄雄」は選ばなかったトランクの中身を見せるよう「平井 銀二」に言い寄りますが、なんとトランクの中には札束がぎっしりと詰まってました。

トランク

「自分が選ばなかったトランクに5億円が入っていた・・・。」

と、うなだれる「森田 鉄雄」を横目に「平井 銀二」は札束の入ったトランクを持って去っていきます。

その後、「森田 鉄雄」は自分が選んだ空のトランクを開けたところ、なんとこちらにもお金がぎっしりと詰まっていたのです。しかし、よく見てみると一番上だけが一万円札で、見えていない下の部分は新聞紙でした。

この心理戦のトリックですが、実は両方のトランクに新聞紙で作った偽物の札束が入れられており、見える一番上の部分に本物の一万円札を入れていると思われます。

つまり、どちらも5億円なんて入っていなかったのです。「森田 鉄雄」は両方が空だと推測して選ばなかったトランクを開けましたが、そこにお金が見えたことで「自分の方が空のトランク」と思い込み、中身の札束が本物かどうかを確かめる作業を怠りました。

こうした人の心のスキを突くシーンが多いのというのがこの漫画の見どころなんです。一度この漫画を読んで心理戦を楽しんでみてはいかがでしょうか?

銀と金の作者「福本伸行」の噂も!

福本伸行さんといえば「銀と金」「カイジ」、さらには麻雀漫画の「アカギ」や冤罪を描いた「無頼伝 涯」など数々のヒット作品を生み出した人物です。

福本伸行

けっこうシブくてイケメンな感じがしますね。

なんと高校時代にはキックボクシングや空手を経験するなど、肉体派キャラだったんだとか。(驚)

漫画家を目指すために、最初は「かざま鋭二さん」という先生の元でアシスタント経験を積んだそうですが、「絵がうまくない」と言われ炊事などの雑用をやらされていた噂もあります。

確かに、冷静に見ると福本伸行さんの絵は僕でも描けそうな感じがしますが、炊事って漫画に一切関係ないような・・・。(笑)

結局、アシスタントとしてあまりにも使えないからクビにされてしまったそうです。(驚)

銀と金 クビ
これほどまでに人気を集める漫画を描く大先生の福本伸行さんが、クビにされていたなんて衝撃を受けました。でも努力や発想力を駆使して今の地位を築き上げたのは本当にすごい!

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これからも福本伸行さんには様々な漫画を描き続け、ファンを楽しませ続けてほしいと思います。ちなみに、銀と金は1996年で休載していて、まだ完結していないので続編を期待せずにはいられませんね。

というわけで今回は人気漫画「銀と金」についてまとめてみました。

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