武尊といえば史上初となるK-1「3階級制覇」を成し遂げたキックボクサーですね。
ヘビー級のK-1が衰退した現在では、武尊が最も知名度や実力があり、元K-1王者の魔裟斗さんからも「今のK-1を背負っているのは武尊」と発言されるほど注目されています。
また、武尊は強いだけでなく、「K-1を地上波のゴールデンタイムに放送させる」と断言するなど、K-1愛を一番持っている選手としても有名です。
そこで今回は武尊と亀田興毅さんのボクシング対決や、那須川天心に負ける可能性、さらに趣味の噂についてまとめてみました。
武尊が亀田興毅とボクシング対決!
ボクシング3階級制覇王者の亀田興毅さんが、宿敵「ポンサクレック」と引退試合を行うことは皆さんご存知かと思います。
そんな亀田興毅さんを激励するために協栄ジムに訪れた武尊は「せっかく来てくれたから」とスパーリングをさせてもらえることになったのです。
3分3ラウンドのスパーリングで、武尊も亀田興毅さんもキレのある動きで見ごたえがありました。
1ラウンドこそお互い距離を取って様子を見ていましたが、3ラウンドの終盤になるとバチバチの打ち合いで二人とも顔が赤くなるほどでした。(笑)
正直、亀田興毅さんは現役を長く離れていたので、K-1王者でパンチを得意とする武尊に苦戦するのでは?と、思いましたが・・・
武尊が意外な発言をしたのです。
「怖くてバックステップを自然と踏んでいた」
武尊の方が5kg以上体重が重いと思われますし、亀田興毅さんのブランクやヘッドギアを付けた状態であることを考慮すれば、「怖い」というのはファンとして衝撃を受けました。
この発言で、僕は以下のような考えが頭によぎったのです。
武尊は那須川天心に負ける?
武尊と最も対戦が熱望されているのは天才キックボクサーの那須川天心ですね。
どちらが勝つかについては様々な意見があると思いますが・・・
武尊が亀田興毅さんに「怖い」と感じたことを考慮すると、
「武尊は那須川天心に負けるだろうなぁ」
と、より強く思うようになりました。
現在の亀田興毅さんはブランクもあり、本人自身も「もう一度世界チャンピオンになることは不可能」というレベルですし、昔は秒殺していた東洋太平洋チャンピオンにもスパーリングで流血させられています。
そんな状況で体重も軽い亀田興毅さんに対し、武尊が怖いと思うのであれば、那須川天心のボクシング技術にはついていけないと僕は考えるからです。
「そんなこと言ったって、那須川天心だってボクシングルールで亀田興毅と戦えば余裕で負けるよ」
と、思う人もいるかもしれません。
しかし、ボクシングの日本人最高傑作である井上尚弥さんが所属する「大橋ジム」の会長は、
那須川天心がボクシングに転向すれば「史上最短の試合数で世界王者になる」と断言しているのです。
つまり、現時点でボクシング世界王者になれる那須川天心は、世界王者になれない亀田興毅さんより強く、その亀田興毅さんに体重差がある状況で「怖い」と発言する武尊は「ボクシングでは那須川天心より下」と考えられるということです。
「でも、キックボクシングルールで戦えば蹴りもあるから」
と、思う人もいるでしょう。
しかし、那須川天心の蹴りの技術は「ボクシングの技術以上に」武尊より上です。
近い将来、対戦が実現するであろう二人なので、楽しみにしている人も多いと思いますが、那須川天心が勝つ可能性が非常に高いというのが現状でしょうね。
武尊の趣味の噂についても!
武尊は強いだけでなく、趣味の時間を持つことでリラックスしているようです。
その趣味とは・・・
「ギター」なんだとか。
毎日のようにギターで演奏し、さらにピアノの練習にまで取り組んでいるんだとか。
「一体何を目指しているんだ!?」
と、ツッコミたくなりますが、実はギターとピアノをやる「明確な理由」があるそうです。
その理由とは・・・
「モテること。(笑)」
強いのにギターやピアノも演奏できるなんてカッコイイ!
と、言われたいみたいですね。(笑)
K-1でここまでの地位を築いたのであれば、もう十分モテるとは思うのですが、何事にも本当にストイックに頑張る姿はステキだと思います。
参考:井上尚弥と那須川天心はどっちが強い?パンチ力や才能比較!弱点についても
武尊はこれからもK-1を背負っていく立場なので、現状で満足せずに4階級制覇、5階級制覇と階段を駆け上がり、最終はヘビー級王者まで行ってほしいですね。(笑)
というわけで、今回は最強K-1王者の武尊選手についてまとめてみました。
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