久保隼さんといえば真正ボクシングジム所属で京都府初の世界王者奪取を成し遂げたプロボクサーですね。
2017年9月3日に島津アリーナ京都で行われたWBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチでは、挑戦者のダニエル・ローマンに惜しくも9ラウンドTKOで敗れてしまいました。
過去に行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチで敗れた山中慎介さんと同様に、「ちょっとストップが早いかな?」とは思いましたが、相手選手の前進を許してしまい防戦になってしまったことが敗因だと思います。
参考:山中慎介まさかの王座陥落!なぜ負けた?タオル投入が早すぎる?
また、久保隼さんはロンドンオリンピック金メダリストの村田諒太選手と同じ高校と大学に通い、先輩後輩の仲なんだそうです。悩み事があった際は村田諒太さんに相談し、精神的な支えになってもらったんだとか。(偉大な先輩の存在が久保隼さんをより強くしたんでしょうね。)
参考:村田諒太が敗戦!!再戦はある?過去のエピソードや実力について
今回は久保隼さんの父親が怖すぎる話や、真正ジムの憧れの先輩、さらに亀田和毅さんとの試合についてまとめてみました。
久保隼のプロフィール!父が怖すぎ!
【名前】久保 隼(くぼ しゅん)
【誕生日】1990年4月8日
【階級】スーパーバンタム級
【身長】176cm
【リーチ】180cm
【出身】京都府
久保隼さんはリング上の姿とは違い、普段はすごく優しい雰囲気を持っている男性です。
優しい両親に育てられたのかなぁなんて思っていましたが・・・
お父さんがシャレにならないほど怖すぎるという噂を耳にしました!
久保隼さんがボクシングを始めて間もない中学生のころ、ボクシング経験者であるお父さんが「スパーリングをやるぞ。」と言い出し・・・
ボッコボコにされてしまったそうです。(怖)
さらに、久保隼さんは大学3年生の頃にボクシングへの情熱が失われてしまったことがあり、部活を辞めて寮から実家へ帰ろうとしたところ・・・
父親が激怒して家には入れず、仕送りもストップされ、食べ物にも困り携帯電話も使用できない状態になってしまったんだとか。(怖)
公園で寝泊まりするしかなかったそうです。
ボコボコにされるわ公園で寝泊まりさせられるわって・・・僕なら号泣しますね。(笑)
ただ、お父さんの本心としては「ボクシングという危険なスポーツをやるのであれば中途半端ではいけない。」という子供を本気で思う気持ちからあえて厳しくし、息子の本気度を見ていたそうです。
結果として久保隼さんが世界王者になることができたのは、お父さんの厳しい愛情があったからかもしれませんね。
久保隼が真正ジムで憧れている先輩とは?
久保隼さんは同じ真正ジムに所属する先輩の中に憧れの人物がいるそうです。
その人物とは・・・
元世界3階級制覇王者「長谷川穂積さん」
久保隼さんは真正ジム入門当初から長谷川穂積さんの背中を追いかけ続け、酒も飲まず、テレビも見ず、ファッションにも興味を示さずにボクシング一本で頑張ってきたんだとか。
2017年4月9日に行われた自身初となる世界戦、WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチでは7ラウンドにダウンを喫したにも関わらず、解説として会場に来ていた長谷川穂積さんの前で負けるわけにはいかないという想いから逆転TKOで世界王者に輝いたそうです。
初防衛戦では惜しくも負けてしまった久保隼さんですが、長谷川穂積さんのように「負けても這い上がる精神」で必ず世界王者に返り咲いてくれることだと思います。
久保隼と亀田和毅との試合も?
久保隼さんとの対戦が熱望されている選手として、近い階級の日本人が挙げられています。
そう、亀田三兄弟の三男である亀田和毅さんです。
亀田興毅さん、亀田大毅さん、亀田姫月さんと、ボクシング一家の亀田家ですが、その中で最も才能があるのが亀田和毅さんだと言われています。
参考:亀田興毅の嫁や子供について!泣き虫な幼少期やアマ時代の噂も
参考:亀田姫月のボクシングの実力は?亀田三兄弟とは仲良し?整形の噂も
久保隼さんは初防衛戦に失敗してしまいましたが、その試合に亀田和毅さんが久保隼さんとの試合を見据えて偵察に来ていたそうです。
久保隼さんは一階級上げてフェザー級へ行ったので現在の階級は異なりますが、亀田和毅さんも将来的に階級を上げることを意識しているので、対決が実現してもおかしくないはず!
キャリアで言うと亀田和毅さんあ久保隼さんよりも圧倒的に戦績も多く、全く比較になりませんが、身体的な数値で比較すると、亀田和毅さんが身長171cm・リーチ168cm、久保隼さんが身長176cm・リーチ180cmと 圧倒的に久保隼さんが有利なんです。
要するにリーチ差を活かして遠い距離で戦えば久保隼さんが勝つ可能性は十分にありますね。初の敗戦となった世界初防衛戦では相手を懐に入れてしまい接近戦を許してしまったので、その部分をうまく修正して将来的に亀田和毅さんと世界タイトルマッチを実現させてほしいと思います。
ボクシングの名勝負はたくさんありますが、やっぱり日本人同士の世界戦ほど燃える試合もないですから。
久保隼さんはまだ若く、試合数も少ないので伸びしろはめちゃくちゃあるのではないでしょうか?今回の敗戦を将来的に「あの時負けたから今の自分がある。」と思えるくらい原動力にして数々の伝説を作っていってほしいです。お父さんの厳しさに泣かされていた過去がありますが、立派な選手になって逆にお父さんに感動の涙を流させてもらいたいと思いますね。
というわけで今回はプロボクサーの久保隼さんについてまとめてみました。
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