亀田京之介さんといえば亀田三兄弟の従兄弟であり、亀田家の最終兵器として注目されているプロボクサーですね。
世界王者になった亀田三兄弟の試合をも「つまらない」と一蹴するほどのビッグマウスで、世界王者を目指すことを断言しています。
2018年1月1日に行われたデビュー戦では、まさかのTKO負けを喫して人目もはばからず号泣した過去があります。
そこで今回は亀田京之介さんの二戦目について、結果速報や試合展開、さらにコメントや感想をまとめてみました。
亀田京之介の二戦目「結果速報」!
2018年5月5日に行われた亀田京之介さんの試合ですが、相手は30歳の渡辺和幸さん。
年齢はかなり上の選手が相手になりましたが、2戦1勝1敗という浅いキャリアなのでそこまで難しい相手ではないと思われていました。
ただ、亀田京之介さんもデビュー戦で負けてしまい、「次負けたら引退」という重い十字架を背負っていたので、決して油断はできなかったことでしょう。
まぁ試合結果としては、
亀田京之介さんの2ラウンドTKO勝ちでした。
詳しい展開については以下の通りです。
亀田京之介の二戦目「試合展開」は?
亀田京之介さんの試合展開ですが、1ラウンド序盤は亀田京之介さんが冷静に距離をとって左ジャブを繰り出していきました。
キレのあるジャブから右ストレート、左ボディとコンビネーションにつなげますが、決して深追いせず、相手の渡辺和幸さんのパンチを冷静にブロックしてクリンチも多用している印象です。
「倒してやろう」というより「倒されないようにしよう」という慎重なボクシング。
渡辺和幸さんもパンチを返しますが、力が無く手数も少ないです。
一方の亀田京之介さんは冷静ながらもジャブやワンツー、強烈なフックで攻め込みます。
お互いのパンチが交錯する際は亀田京之介さんも被弾する場面もありましたが、ダメージは感じられず手数とスピードで押し切っていました。
亀田京之介さんの強烈な右アッパーが渡辺和幸さんのあごに当たり、たまらずマウスピースがこぼれ落ちる場面も。
亀田京之介さんがリング上を支配した状況で1ラウンドが終了。
2ラウンドはさらに積極的に前にでる亀田京之介さん。
亀田京之介さんが左ジャブを5連打し、さらに左右のフックにつなげる。
渡辺和幸さんの右フックがヒットし、亀田京之介さんが大きくバランスを崩し、たまらずクリンチへ。
亀田京之介さんはリズムを立て直すかのようにジャブを連打し、一方の渡辺和幸さんは頭を大きく振りながら前進。
渡辺和幸さんの右フックにカウンタの左フックを合わせ、怒涛の13連続パンチを叩き込む。
更に亀田京之介さんは相手を下がらせながら右フック、左ボディ、右フック、右アッパー、左フックと連打を叩き込み、
強烈なワンツーが渡辺和幸さんの顔面を捉えたところでレフェリーがストップを宣告。
2ラウンドTKOでの亀田京之介さんの勝利で試合は幕を閉じました。
亀田京之介の二戦目「コメント」や「感想」についても!
亀田京之介さんは試合後に「うれし泣き」していました。
そして気持ちがいいくらいのコメントを残したのです。
「勝ててうれしい」
「3戦目はもっと強い自分になって、必ずKOで勝ちます!」
「世界王者を目指します!」
僕の感想としては、あれほどビッグマウスだった亀田京之介さんが、キャリアの浅い選手を倒しただけで「うれしい」と泣いたのはちょっと感動的でした。
以前までのビッグマウスな彼であれば、「これくらいの相手勝って当然」と言って「世界しか見てないから」と、クールにコメントしていたと思いますが、デビュー戦で負けて、2連敗が許されない状況は本当に不安で不安で仕方が無かったんだろうなぁと。
そういう素の部分を見せてくれたことで、これからますます応援したくなりました。
あと、試合展開についての感想としては、「格が違う」というところを見せつけてくれた印象です。
パンチのキレ、スピード、パワー、コンビネーション、センス、そして「気持ち」。
この全てが今回は相手を上回っていて、本当に世界戦のような覚悟を感じましたね。
参考:亀田京之介は弱い?元ヤンキーで問題児?姉の噂や木元にリベンジも
亀田京之介さんがデビュー戦に負けた時は「メンタルが弱い」とも思いましたが、今では「メンタルも強い」男に生まれ変わったと思うので、これからガンガン連勝して世界タイトルを奪取して欲しいです。
スタイル的にも観客が喜ぶようなアグレッシブなものなので、今後も彼の試合から目が離せませんね。
というわけで今回は亀田家の最終兵器「亀田京之介」さんについてまとめてみました。
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