ロマチェンコVSホセ・ペドラザの試合結果予想!最強統一戦の展開は?

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ワシル・ロマチェンコといえば全階級を通じて最強との呼び声も高い天才プロボクサーですね。

日本が誇る天才ボクサーの井上尚弥さんですら、世界的な評価ではロマチェンコに及ばないほど一流の選手として知られています。

ロマチェンコ ペドラザ

アマチュア時代には397戦中396勝という「ありえない」偉業を成し遂げ、プロのリングでも世界最速となる3階級制覇王者として君臨し、「今後は誰もロマチェンコを止められないのでは?」とも噂されているそうです。

強すぎるがゆえに対戦相手にも苦労しますよね。もはや普通の挑戦者では勝負にならないため、残されたのは他の団体の王者とのタイトルマッチしかありません。

そこで今回は、ロマチェンコVSホセ・ペドラザの統一戦について、試合結果や展開を予想してみました。

ロマチェンコとホセ・ペドラザが激突!

ロマチェンコのライト級での統一戦が2018年12月8日(日本時間では12月9日)にアメリカのニューヨーク州で行われることが決定しました。

ロマチェンコの相手に名乗りを上げたのが、WBO世界ライト級王者の「ホセ・ペドラザ」です。

ロマチェンコ ペドラザ

プエルトリコが生んだボクサー「ホセ・ペドラザ」は、2009年にミラノで行われた世界ボクシング選手権で銀メダルを獲得しており、プロ戦績も(ロマチェンコとの対戦時点では)26戦という豊富なキャリアを誇っています。

何よりも特徴的なのが「リーチ」ですね。

ロマチェンコのリーチが166cmなのに対し、ペドラザはまさかの・・・

「179cm」

リーチだけで言えばペドラザは4階級上のミドル級トップボクサーのゲンナジー・ゴロフキンよりも長いということになりますから。

ペドラザはそのリーチに恥じないような遠い距離からのストレートを武器としており、

スナイパー(狙撃手)として銃弾にも例えられるほどのパンチを持っているんです。

ライト級では小柄なロマチェンコが、体格面で圧倒的なアドバンテージを誇るペドラザとどのように戦うのか気になるファンも多いのではないでしょうか。

ロマチェンコVSホセ・ペドラザの試合結果予想!

ロマチェンコとペドラザの統一戦が決まったということで、やはりファンとして気になるのは、

「どちらが勝利するのか?」

ということですよね。

ロマチェンコ ペドラザ 試合結果予想

お互いライト級の王者同士ということもあり、とてつもない死闘&接戦になることは間違いない・・・と、思うかもしれませんが、

僕の予想としてはロマチェンコが「圧勝する」と思います。

もちろんKO勝利で。

なぜなら、技術力に差があり過ぎるから。

ペドラザは確かに高い勝率を誇っていますが、それは体格面のアドバンテージを有利に使っていることが影響しているからで、テクニックのレベルとしてはそこまで高くないと思われます。

具体的な試合展開がどのようになるのかは以下にまとめてみました。

ロマチェンコVSホセ・ペドラザ!最強統一戦の展開はどうなる?

お互いサウスポー同士の一戦ですが、勝負を分けるポイントは「距離」でしょうね。

(なぜかペドラザはウィキペディアでオーソドックスと記載されていますがサウスポーです)

近い距離で戦いたいロマチェンコと、自分のパンチだけが当たる遠い間合いで戦いたいペドラザという構図だと思います。

ロマチェンコ ペドラザ 展開

ただ、ロマチェンコは距離を潰す天才ですし、ペドラザは近距離になるとパンチをもらう傾向にあるので、相性としてはロマチェンコ有利です。

特にペドラザはアッパーに対してのディフェンスが甘いため、ロマチェンコのショートアッパーが何度も顔面を捉えることでしょう。

実際にペドラザは(唯一の敗戦である)ガーボンタ・デービスという選手に敗れていますが、この試合では近い間合いからことごとく相手のアッパー(またはフック)を浴び続け、最後は放送できないほど強烈な右フックを顔面に叩き込まれて意識を刈り取られました。

ロマチェンコ ペドラザ 展開

試合展開として、序盤はロマチェンコが様子を見てジャブを多用していくと思います。一撃で効かせるというよりは相手を崩していくようなパンチで、相手のパンチの軌道などをインプットしながらコツコツポイントを重ねていくことでしょう。

一方のペドラザは長期戦になると不利と見ているはずなので、ロマチェンコのエンジンがかかる前に遠い間合いから強いパンチを当てておきたいところです。強打のストレートを何度も繰り出し、ロマチェンコにプレシャーを与えていくと思います。

ロマチェンコはいくら天才とはいえ、ホルヘ・リナレス戦で右ジャブに右ストレートのカウンターを合わされてダウンを喫しているので、リーチで勝るペドラザはそこも狙ってくるでしょう。

ただ、ラウンドが進むにつれてロマチェンコが距離を詰めていき、(身長が大きいことにより守り切れない)ペドラザのボディへのパンチを絡めつつ近距離の打ち合いを制してパンチを当てていくはずです。

ペドラザは「判定では勝てない」ことを悟り、KOを狙う強打に願いを託しますが、力んでしまうことによる大振りのパンチを無慈悲にショートのカウンターでロマチェンコが狙い撃ちにしていくと思います。

後半のラウンドになって来ると、ロマチェンコのパンチが面白いように当たり続け、ペドラザはサンドバッグのようになり、「倒れるのが先か、レフェリーストップが先か、タオル投入が先か」という残酷な展開になる可能性が高いです。

ロマチェンコと日本人最高傑作「井上尚弥」が戦えば勝つのは〇〇!
参考:ロマチェンコは井上尚弥より強い?ゴロフキンVSカネロのコメントも


このように今回の統一戦について色々と書きましたが、ロマチェンコが強いだけであって決してペドラザが弱いわけではありませんので誤解しないようにお願いしますね。(笑)

ただ、ロマチェンコにはペドラザ戦をしっかりクリアしてもらい、ライト級のラスボスであるミゲル・アンヘル・ガルシアとのヤバすぎる頂上決戦を実現させてほしいです。

何にせよ、天才ロマチェンコのその名に恥じぬような「ファンが熱狂する」試合に期待したいと思います。

というわけで今回はロマチェンコVSペドラザの統一戦についてまとめてみました。

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