マニー・パッキャオといえば史上2人目の世界6階級制覇を成し遂げた現役ボクサーですね。
パッキャオは幼い頃、一日一食の日もあるほど貧しい家庭で育ちましたが、拳一つでボクシングの伝説的な記録を作り上げ、母国フィリピンでは政治家としても活躍するなど英雄として国民に愛されています。
あの亀田興毅さんですら、「尊敬しているボクサーはパッキャオ。」と現役時代から公言するほどです。
今回はそんなパッキャオの敗戦や引退の噂、さらに訴訟問題や日本人との対戦について調べてみました。
パッキャオのプロフィール!まさかの無名に敗戦!
【名前】マニー・パッキャオ
【通称】パックマン
【誕生日】1978年12月17日
【階級】ライトフライ級・スーパーウェルター級
【身長】166cm
【リーチ】170cm
【国籍】フィリピン
パッキャオは2017年7月2日に行われたWBO世界タイトルマッチで無名の挑戦者「ジェフ・ホーン」と対戦しました。
対戦前は 「なぜあんな無名の選手と試合をするのか?パッキャオが勝って当たり前の試合だろう。」といった声が数多くありましたが結果はなんと、
パッキャオの判定負け。
これには世界中が驚きました。
パッキャオが勝っていたのでは?といった声もある接戦の試合でしたが、明らかに全盛期に比べると動きが鈍いような気がします。
同じく、世界戦で判定負けを喫した元ロンドンオリンピック金メダリストの村田諒太選手も、「いつものパッキャオであればノンストップの連打で仕留めるが、大振りが多くボディへのパンチも出ていなかった。」と指摘しています。
参考:ゴロフキンVS村田諒太を予想!強さ&凄さ比較!ファイトマネーについても
パッキャオは最終ラウンドである12Rにしっかりポイントを取っていればドローで王座防衛だったので残念ですね。
パッキャオは引退するの?過去の訴訟問題とは?
パッキャオのトレーナーを務めるフレディ・ローチが、格下との敗戦を受けてパッキャオに対して引退勧告を行うとの情報がありました。
フレディ・ローチは「マニーに、もう終わりだろう?と、話すつもりだ。」と語ったそうです。
数年前まではフロイド・メイウェザー・ジュニアとボクシング史上最大の「1試合300億円以上」を動かすメガマッチを行っていたのに・・・。メイウェザーは現役復帰を表明して再度ボクシング界の中心として注目されていますが、衰えの見えるパッキャオには引退勧告という実力主義ならではの現実に悲しく思います。
参考:メイウェザー復帰!マクレガー戦の勝敗結果は?資産や子供の噂も!
実はそのパッキャオとメイウェザーの試合ですが、負けたパッキャオが「肩をケガしていたから負けた。ベストな状態で再戦したい。」と言ってしまったことで大問題になります。
なんと、この2人の対戦は賭けの対象になっていたことから、パッキャオに賭けていた人たちが「ケガをしていたのならパッキャオには賭けなかった!金を返せ!」と怒り出し、
6億円の訴訟にまで発展したんだとか。
まぁパッキャオなら払える金額ですが、口は災いの元ということですね。(笑)
パッキャオが日本人と戦った情報も!
過去のパッキャオは一度だけ日本人と対戦しているんです。
その日本人の名前は、寺尾新(てらお しん)さん。
試合前、寺尾さんは「負けるなんてこれっぽっちも考えていない。むしろ勝てば世界ランクが視野に入るおいしい試合。」と余裕だったそうです。
が、しかし!
寺尾さんは、試合後「殺されるかと思った。二度と戦いたくない。」と、リング上の恐怖を語ったんだとか。
まだ無名時代のパッキャオでしたが、これから6階級制覇を成し遂げる化物とは知らずに油断して戦うと当然やられてしまいますよね。
全盛期はパンチのキレも桁違いなので。(笑)
現在のパッキャオは確かに衰えを感じますが、もう一度過去の輝きを取り戻して、7階級制覇に挑戦してほしいですね。
ということで今回は伝説のボクサー、マニー・パッキャオについてまとめてみました。
この記事へのコメントはありません。