将棋界で最も注目を集めている2人といえば、将棋界最強の呼び声高い羽生善治さんと、史上最年少で棋士になり前人未到の29連勝を達成した藤井聡太さんですね。

この2人、非公式戦で過去に2度対戦しましたが、1勝1敗の痛み分けというお互い譲らぬ結果となりました。

羽生善治さんは19歳2ヵ月で初タイトルとなる竜王を獲得しましたが、その頃には生まれてすらいなかった藤井聡太さんが同じ土俵で戦っているなんて不思議な感じがしますね。

今回は羽生善治さんと藤井聡太さんの公式戦初対局や才能比較、さらに得意科目の噂についてまとめてみました。

羽生善治と藤井聡太が公式戦で初対局！

羽生善治さんと藤井聡太さんは、2018年2月17日に第11回朝日杯オープン戦の準決勝として対局が行われました。

こうした公式戦で戦うのは初めてのことなので将棋ファンの間ではかなり注目を集めていたのではないでしょうか。

中盤までは互角の展開でしたが、藤井聡太さんの勢いある攻めに対して羽生善治さんは防戦へと追い込まれていったような印象です。

結果は119手て藤井聡太さんの勝利。

持ち時間が40分の早指しだったので、やはり若さに勝る藤井聡太さんの方が瞬発的に良い手が浮かびやすかったということでしょう。

藤井聡太さんの優勢が続いていた将棋ではありましたが、一手ミスすれば逆転するようなスリリングな展開でしたのでファンとしては見ごたえがありましたし、もう一度対局すれば結果は逆になるかもしれません。

まだ、非公式戦も含めて3回目の対戦だったので、これから何十回と対局を重ねていけばどちらが強いのか明確になってくるのではないでしょうか。

おそらくほぼ互角の勝率になりそうですが。

今後のお2人の対局に注目していきたいですね。

羽生善治と藤井聡太の才能を比較！

羽生善治さんと藤井聡太さんは2人とも「天才」と表現されていますが、一体どちらの方が才能に恵まれているのでしょうか？

まず、藤井聡太さんですが、奨励会に入るために弟子入りを志願した師匠「杉本昌隆さん」に、小学4年生ながら勝利していたそうです。（驚）

しかも12歳にして現役A級棋士も参戦する詰将棋解答選手権に出場し、唯一の全問正解で優勝！

しかも優勝後に発したコメントが・・・

「最近詰将棋を練習する時間が全然とれなくて、昨日慌てて勉強しました。」

といった内容。（笑）

一夜漬けでどうにかなる問題でもないのですが、まさに恐ろしい才能ですね。

ちなみに、その後も優勝を重ねて「三連覇を達成」したというから驚きのレベルを超えちゃってます。（笑）

続いて羽生善治さんですが、何と言っても数十年に渡ってプロ棋士のトップの座を守り続けている点が凄いと思います。

でも、タイトルを取ってる人なんて他にいくらでもいるでしょ？

なんて思ったそこのあなた！

甘いですね。

羽生善治さんがいかに他の棋士を圧倒しているかこの画像をご覧ください。（クリックすると拡大できます）

この赤色の部分が羽生さんのタイトル保持の割合を示しています。

ダントツですよね。（笑）

勢いや現在の注目度は藤井聡太さんが勝っていると思いますが、やはり羽生善治さんの鬼のような実績を考慮すると・・・

羽生善治さんの方が才能がある！

ということになると思います。

まぁプロ棋士の永瀬拓矢さんのように「将棋に才能なんていらない」と公言している人もいるので、藤井聡太さんの今後の努力で羽生善治さんを超える姿も見てみたいですね。

羽生善治と藤井聡太の得意科目の噂とは？

最後に、羽生善治さんと藤井聡太さんの勉強の得意科目についてお話ししたいと思います。

「は？得意科目なんて人それぞれなんだしどうでもいーよ。」

と、思われたかもしれませんが・・・

実はこの2人、得意科目が全く同じなんです！

その得意科目とは・・・

数学！

数学って言葉を聞いただけで頭が痛くなる人もいるかもしれませんが。（笑）

実は数学と将棋は考え方がすごく似ていて、数学が得意な人は将棋が強い傾向にあるようです。

もしもお子さんが算数や数学が大好き！なんて状態であれば、未来の羽生善治さんや藤井聡太さんを目指せるかもしれませんね。

羽生善治さんにしても藤井聡太さんにしても、これからまだまだプロ棋士生活は長いので、様々な名局を残し将棋ファンを楽しませ続けてほしいと思います。

という訳で今回は将棋棋士の羽生善治さんと藤井聡太さんについてまとめてみました。