山本KID徳郁さんといえば日本が生んだ総合格闘家の宝ですね。
レスリングで名選手だった自身の父親を「神」に例え、自らを「神の子」と呼びリング上を暴れまわった姿は日本中の格闘技ファンが生涯忘れることはないでしょう。
今回は山本KID徳郁さんが亡くなられた件や癌のステージについて、さらに車椅子で姉にした泣けるエピソードもまとめてみました。
山本kid徳郁が癌で亡くなったことが悲しすぎる!
山本KID徳郁さんが2018年9月18日にお亡くなりになられました。
無くなる数週間前に「自らが癌である」ことを公表し、癌と戦っていく姿を見せていましたが・・・
最強の格闘家でも病には勝てなかったようです。
K-1王者である魔裟斗さんをパンチでダウンさせたり、総合格闘技の試合で飛び膝蹴り一発で「4秒KO」を生み出したり、格闘の神の子の名に恥じない戦いをして僕たち格闘技ファンを熱狂させてくれました。
ただ、今回の訃報はどんな試合結果よりも衝撃的で、とても悲しく思います。
山本kid徳郁の癌の進行具合「ステージ4」とは?
闘病中の山本KID徳郁さんの痩せ具合や、チームメイトの試合の応援に姿を現わさないなどの点から、体が相当弱っているのは分かっていましたが、
心のどこかで「KIDならまた復活してくれる!」と期待していた自分がいました。
癌にはステージというものがあるようで、「ステージ0」から「ステージ4」の5段階で、数字が上がれば症状も悪いということなんだとか。
ステージ0・・・癌細胞が身体や臓器の表面等に止まっている状態
ステージ1・・・腫瘍が広がり筋肉層の部分に止まっている状態
ステージ2・・・腫瘍がリンパ節に転移し始めている状態
ステージ3・・・腫瘍がリンパ節へ転移している状態
ステージ4・・・癌細胞が血管に広がって臓器へ転移している状態
後に公表された話では、山本KID徳郁さんの癌は消化器系のもので進行具合は
「ステージ4」というものだったようです。
ステージ4と言っても癌の種類や個別の状況によって回復の見込みなども異なってくるそうですが、進行状況的には「最も危険な状態」ということ。
2017年6月に亡くなられたフリーアナウンサーの小林麻央さんも「ステージ4」の乳がんで、2018年7月に亡くなったエグザイルグループの中尾翔太さんも「ステージ4」の胃がんとの情報もあります。
ただ、元ボクシング世界ミドル級王者の竹原慎二さんは膀胱癌の「ステージ4」に見事に打ち勝ち、余命一年を宣告されていたにもかかわらず、現在は順調に回復しているようです。
ステージ4と言えども「絶対に助からない」というわけではないので、山本kid徳郁さんは病気と闘うことをファンの前で公言したんだと思います。
また、「ファンに弱っている姿を見せたくない」ということで海外での療養を希望されたんだとか。
もう山本kid徳郁さんの試合が観れないと思うと非常に寂しいですが、最後の最後まで戦い抜いた「神の子」に「たくさんの感動をありがとう」と伝えたいですね。
山本kid徳郁が車椅子から姉に〇〇した噂についても!
山本kid徳郁さんは癌の療養中、車椅子生活で立ち上がることもままならないほど弱っていたそうです。
ただ、そんな生活の中でもお姉さんに「あること」をしていたとの情報がありました。
それは、格闘家であるお姉さんへの「格闘家としてのアドバイス」なんだとか。
自分の命が危機にさらされていて、立ち上がることもできない中、お姉さんの試合や練習の動画を見て
「少しでも力になりたい」
と、アドバイスを送り続けたそうなんです。
それは、山本kid徳郁さんが病気に打ち勝って、
「二人で一緒にRIZINに出たい!」
という目標があったから。
結局は叶うことはありませんでしたが、どんな状況でも格闘技を想い、家族を想うその姿勢こそが山本kid徳郁さんが誰からも愛される魅力なのかもしれません。
参考:山本KID徳郁が病気で痩せすぎ!引退の噂は?昔の最強ケンカ伝説も
山本kid徳郁さんは日本中の格闘技ファンに夢を与えてくれました。
そして、山本kid徳郁さんは数多くの弟子を輩出してきたことから、「KID魂」を受け継いだ素晴らしい格闘家たちが今後の格闘技界を盛り上げていってくれることだと思います。
山本kid徳郁さんへの感謝は僕たちの胸から一生離れることはないでしょうね。
というわけで今回は山本kid徳郁さんの訃報についてまとめてみました。
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