ミルコクロコップのファイトマネー秘話!強さや最強ヒョードル戦の裏話も

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ミルコ・クロコップはK-1やPRIDE、UFCといった格闘技イベントで活躍してきた格闘家ですね。

キックボクシングをベースとした打撃系の選手として左ハイキックを武器にKOを量産し、総合格闘技に転向後も寝技への適応力を発揮してPRIDE無差別級グランプリ2006で優勝するなど一時代を築きました。

ミルコクロコップ

また、母国クロアチアでは警察官として働いていたこともあり、クロアチアの警察という意味から「クロコップ」という名前で活動しているんだとか。

今回はミルコ・クロコップのファイトマネー秘話や強さ、さらに最強ヒョードル戦の裏話についてまとめてみました。

ミルコクロコップのプロフィール!ファイトマネー秘話とは?

【本名】ミルコ・フィリポヴィッチ
【誕生日】1974年9月10日
【身長】188cm
【体重】100kg
【リーチ】185cm
【階級】ヘビー級

ミルコクロコップ プロフィール

格闘技ブームの黄金期に活躍したミルコですが、やはり気になるのはファイトマネーではないでしょうか?

なんと総合格闘技イベントのUFCに出場していた際は「一試合で1億円以上」稼いだこともあるようです。

ミルコはK-1と総合格闘技の試合全体で見ると80試合程度こなしているので、(デビュー当初のファイトマネーが安いことを考慮しても)10億円以上稼いでいると思われます。若くして引退したK-1ミドル級で活躍した魔裟斗さんでも10億円程度は稼いでいたそうですからね。

そんなミルコですが、実はPRIDE時代にファイトマネーをめぐったこのようなエピソードがあります。

PRIDE側「13万ドルで試合に出てください。」

ミルコ「メインイベントだったら15万ドルくれよ。」

PRIDE側「ちょっとそれは厳しいです。」

(数日経って)

ミルコ「背中痛めたから試合をキャンセルしたい。」

PRIDE側「(こいつそんなに13万ドルが気にくわないのか?)分かりました15万ドル払いましょう。」

ミルコ「いや、だから背中痛いから無理だって。どうしてもって言うなら30万ドル払えよ。」

PRIDE側「いや、それは無理です。」

ミルコ「わかった。とりあえず俺は背中の痛みで出られないから、他の選手をあたってくれ。」

(数日経って)

ミルコ「なんで東京行きの航空券送って来てんだよ!オレは出ないって言ってるだろ!」

PRIDE側「30万ドル払いますので来てください。」

何なんだこのやりとり?って感じですね。(笑)

ミルコは本当に背中が痛くてPRIDE側に諦めてもらう意味で「30万ドルね。」と言ったのに、PRIDEは結局「13万ドルを30万ドル」に引き上げたんだとか。(笑)

やっぱりミルコがいるのといないのではイベント自体の注目度も全く変わってきますから、それだけミルコが偉大な選手だということでPRIDE側も必死になったんでしょうね。(笑)

モデルレベルの顔立ちとスタイルの女子格闘家についてはこちら!
参考:真珠野沢オークライヤーが美人で強い!身長や日本語ペラペラ動画も

ミルコクロコップの強さが〇〇との噂!

ミルコは総合格闘家に転向してから寝技の技術を日々練習していますが、ある日伝説の男「400戦無敗のヒクソン・グレイシー」とすれ違った際にこのような質問をしたそうです。

「ヒクソン。私は茶帯の実力があるかい?」

ミルコクロコップ ヒクソングレイシー

ヒクソン・グレイシーは「もちろん」と答えたんだとか。

黒帯が一番強くて茶帯はそれより弱いのに、ミルコが自らを「茶帯」と表現したのには驚きました。

寝技のみの大会に出場したいと言うほど寝技に自信をもつミルコが、です。

「寝技の大会で結果を残す自信はあるが、ヒクソン・グレイシーと戦いたいとは思わない。」

なんて発言も飛び出し、挙句の果てには

「ヒクソンから見れば俺の寝技の強さなんてネズミみたいなものだよ。」

えー!ミルコの強さがネズミ級?

一時期は人類最強を自負していたミルコが、寝技のみとはいえ自分を「ネズミ」と例えるほどヒクソン・グレイシーを尊敬しているなんてちょっと驚きました。

打撃ありならミルコ圧勝だと思いますが、それだけ寝技に対して伸びしろがあるということなんでしょうね。

ミルコクロコップと最強ヒョードルの裏話が衝撃!

2005年8月28日に世紀の一戦が行われたことを皆さんは覚えているでしょうか?

そう、ミルコ・クロコップVSエメリヤーエンコ・ヒョードルの一戦です。

ミルコクロコップ ヒョードル

この一戦は人類最強を決める戦いとして注目を集めた試合でした。

判定でヒョードルが勝ち、ミルコは善戦しましたが、こう思った人も多いのではないでしょうか?

「ヒョードルの方が余裕で強い。」

僕も正直、総合ルールであればヒョードルに分があり、ヒョードル自身はある程度余裕な気持ちだと思っていました。

が、しかし!

実はヒョードルの弟であるエメリヤーエンコ・アレキサンダーが意外な発言をしていたのです。

俺は何の準備もせずにミルコと戦って負けた。ただ、それは兄であるヒョードルがミルコ対策をするためにどうしても時間を稼ぐ必要があったんだよ。


もしこの発言が本当であれば、ヒョードルは余裕と思われていたミルコ戦を警戒するがあまり、弟に時間稼ぎをさせていたということになります。

最強王者ヒョードルをビビらせるほどミルコは強いということですね。

ヒョードルが負けるようになった理由についてはこちら!
参考:ヒョードルの現在や最強のトレーニング方法は?負け癖がついた理由も


ミルコはキャリアの終盤で引退間近と言われていますが、数少ない残りの試合で左ハイキックのKOを見せてほしいと思います。

というわけで今回は格闘家のミルコ・クロコップについてまとめてみました。

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