亀田興毅さんといえば日本人初のボクシング世界三階級制覇を成し遂げた元プロボクサーですね。
現役当時はビッグマウスで注目を集めたり、挑発行為や反則指示などを行い日本中の批判の的にされたこともあります。
引退後の亀田興毅さんはテレビ番組に出演したり、ジムで後輩の指導を行ったりしているようですが、現役時代と異なり「めちゃくちゃ優しいイイ人キャラ」な雰囲気が出ていますね。
ロンドンオリンピック金メダリストの村田諒太さんと戦ったら
「ジャブでKOされる」
といった謙虚な発言も飛び出したこともあり驚きました。(現役時代ならそんな弱気な発言絶対しなかったので。笑)
そこで今回は亀田興毅さんの復帰宣言やその相手、さらに弟子のジョーブログや従兄弟の亀田京之介の試合についてまとめてみました。
亀田興毅が衝撃の復帰宣言!
2018年1月1日に放送されたAbemaTV企画「亀田大毅に勝ったら1000万円」ですが、当初予定されていた4人の挑戦者を退けただけでなく、対戦する予定の無かった5人目の挑戦者もリングに上げてKOするというサプライズも見せてくれました。
が、しかし!
その番組終了直前に更なるサプライズが全国の視聴者に発表されたのです!
そう、亀田興毅さんの現役復帰宣言!
これにはめちゃくちゃ驚きました。
「何で今さら?」と思った視聴者も多いのではないでしょうか?
まぁ理由として弟の亀田大毅さんや弟子のジョーさんの戦いを見て、戦うことの楽しさや感動を味わいたいと感じたからというのが多少あるとは思います。
参考:亀田興毅の嫁や子供について!泣き虫な幼少期やアマ時代の噂も
参考:亀田大毅の1000万円企画予想!モノマネが面白い!歌うま動画も!
亀田興毅が再戦したいのは河野公平か?
亀田興毅さんの現役復帰発言について個人的に少しきになった点がありました。
「やらなければならない試合がある」
という意味深な発言です。
つまり、誰とでもいいから戦いたいというわけではなく、「やらなければいけない試合=因縁の相手がいる」ということだと僕は感じました。
その相手とは・・・ずばり!
元WBA世界スーパーフライ級王者河野公平さん!
この2人は2015年10月16日に行われたWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチで対戦し、判定で河野選手が勝利を収めた試合です。
亀田興毅さんにとってはこの試合を最後に引退を表明し、ボクシングのリングから遠ざかっていました。
その時の判定のスコアは「115-109 116-108 113-111」という河野選手の圧勝でしたが、僕はこの試合を観た時に亀田興毅さんが可哀そうだなぁと思った記憶があります。
なぜ僕が彼を「可哀そう」と思ったかというと、亀田興毅さんが序盤に河野選手を攻め立て、ボディを効かせて「ダウン」を取ってもおかしくない状況に持ち込んだのに、レフェリーの判断でそれを無効にされ、逆に河野選手の一発でダウンを喫してしまったからです。
この序盤での失点のせいで、本来行うべきアウトボクシングではなく、打ち合ってポイントを取りにいくという「本来の戦い方ではない」形で勝負に挑まざるを得なくなったわけです。
亀田興毅さんは敗れた後、控室でかなり悔しがっていたそうで、このような発言をしていたんだとか。
「もう一度やれば勝てる。」
日本人初の三階級制覇を成し遂げた男として、納得いかない展開で負けたとなればリベンジを果たしたいと思うのは当然の流れではないでしょうか?
まぁ復帰戦の相手が河野公平選手と決まったわけではないですが、その可能性は高いと思いますし、実現すれば前回を超える死闘が待っているとよそうされるので、今から楽しみで仕方ないです。
亀田興毅の弟子「ジョー」や従兄弟「京之介」の試合の感想も!
2018年1月1日に行われた試合は、亀田大毅さんの企画だけではありません。
亀田興毅さんの弟子であるジョーさんや、従兄弟の亀田京之介さんもプロデビュー戦としてリングに上がっていたのです。
(左側がYouTuberとして活躍するジョーさん。右側が亀田京之介さん。)
僕は戦前、この二人のデビュー戦について次のように考えていました。
「幼少期からボクシングを始め世界チャンピオンを目指している亀田京之介さんはKO勝利し、YouTuberのジョーさんは勝てる確率が50%ほどで、判定勝ちかKO負けになるだろう」と。
実際ジョーさんは相手から一度ダウンを奪い、後半になるとスタミナ切れから相手のパンチをもらうことも目立ち、KO負け寸前にまで追い込まれました。
結果としてはジョーさんが気合で戦い続け、僅差の判定勝ち。プロテストも一度落ちてしまったり、スパーリングでボコボコにされたりと苦労してきたジョーさんが、不器用ながらも命を懸けて判定勝ちした姿は感動的でした。
「努力って報われるんだなぁ。」と再度実感できた気がします。
が、しかし!
全く予想していなかった展開が亀田京之介さんの試合で実現してしまったのです。
試合前は30秒でKOすると公言していた京之介さんが、相手のバランスの取れたボクシングに苦戦し、2ラウンドでTKO負けを喫しました。
従兄弟である亀田三兄弟は全員デビュー戦をあっさりとクリアし、連勝街道を走り続け世界チャンピオンになりましたが、亀田家最終兵器として期待された亀田京之介さんが「かませ犬」として用意した相手にめった打ちにされレフェリーにストップされる姿はショックでした。
実際のところ相手もかなり強い選手でしたし、勝負も一発効かされてしまったことから劣勢に転じたので実際は紙一重の実力差だったと思います。
試合後、控室に戻った京之介さんは大声で泣き叫び、人生初の挫折を味わいました。
その姿を見て僕も泣きそうになりましたし、勝手当然と思っていたプロのリングの厳しさを教えられた気がします。
ただ、この挫折であきらめるのか、これをバネに練習に励んで世界王者になるのかはこれからの京之介さん次第ですね。
参考:ジョーブログの本名は?ボクシングが強い?感動して泣ける動画も
亀田興毅さんは弟子の勝利や従兄弟の敗北で色々な気持ちが芽生えたと思いますが、復帰戦に向けて必死に練習し、最強の姿をもう一度見せてほしいと思います。
というわけで今回はボクシング元世界王者の亀田興毅さんについてまとめてみました。
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