井上尚弥さんといえば国内最速(世界2番目の速さ)で世界3階級制覇を成し遂げたプロボクサーですね。
あまりの強さから世界中の強者たちが井上選手との対戦を避けているほどなんだとか。
「強い相手としか戦わない」
といった信念のもと、名のある強豪をなぎ倒してきた経歴はまさに「本物」。
パッキャオやメイウェザーといった世界的スターの時代が過ぎ去って行こうとしている現在、次の世界的スターは井上尚弥さんとまで言われています。
そこで今回は井上尚弥さんとルイス・ネリの対戦についての予想や、左フックの伝説についてまとめてみました。
井上尚弥がルイス・ネリと対戦か?
井上尚弥さんはまだまだ若い年齢なので、体がさらに大きく進化し、自身の3つめの階級となる世界王者を獲得しました。
(本当に強すぎますね)
そんな井上尚弥さんは優勝賞金11億円のWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)に出場が決まっていますが、このトーナメントはマジでヤバい選手がゴロゴロ出場するようです。
しかし、世界中の強豪たちが井上尚弥さんとの対戦を避けたいと思っている中、一人「とんでもない選手」が井上選手との対戦を熱望しているんだとか。
その「とんでもない選手」とは、元WBC世界バンタム級王者の・・・
ルイス・ネリ選手です。
WBSSへの参戦を公言しているので、激突する可能性は非常に高いと思われます。
そう、あの山中慎介さんを2度に渡ってTKOで葬り去った本物の強豪。
しかも1度目の試合はドーピングの陽性反応が出て、2度目は体重オーバーという「徹底した有利な状況」を作り出した上での勝利だったので、日本中のボクシングファンがルイス・ネリに対して怒り心頭なんです。
負けて涙を流した山中慎介さんを見たボクシングファンは、全員こう思ったことでしょう。
「誰か、ルイス・ネリを倒してくれ。」と・・・
そんな状況下で日本ボクシング史上「最高傑作」とも言われる怪物、井上尚弥さんがルイス・ネリと同じ階級に転向したというのはまさに神様が作り出した運命のようなものではないでしょうか?
井上尚弥さん自身も「ルイス・ネリとの対戦も意識している」と明言しているので、今からワクワクが止まりません。
参考:山中慎介がネリと再戦!敗因や体重差の影響は?年収や神の左以外の必殺技も
井上尚弥とルイス・ネリの試合結果予想は?
井上尚弥さんとルイス・ネリの試合がもし実現するのであれば、一体どちらが勝利するのでしょうか?
展開としては、両者とも無敗で「怖いもの知らず」の状況なので、バチバチの打ち合いになることが予想されます。
ルイス・ネリの方は山中選手との試合と同様、ガンガン前に出て距離を潰し、強烈な左右のフックを放ってくるでしょう。
ネリは意外にディフェンスもうまいし、体の力がいい感じに抜けているので連打も素早く力強い。
距離を取って丁寧なテクニック勝負になれば井上選手に分があるので、ネリ陣営は強引にパンチを当てに来るとみて間違いないです。
逆に井上選手は体格で劣るので、無理に打ち合わずに距離を保ち、うまくカウンターを狙う作戦がいいかとは思いますが・・・
彼は彼でめちゃくちゃ気が強いので、ネリの打ち合いに対してガッツリ応じてしまいそうな予感がします。(笑)
ただ、「打たせないで打つ」ボクシングを完成させている井上選手であれば、実際にネリと打ち合っても問題ない気がしてなりません。
「技術の井上尚弥」と「体格のルイス・ネリ」という図式になりそうですね。
僕の予想としては・・・
勝者は井上尚弥さんです。
かなり高い確率で勝利すると思いますね。
まず、判定になれば99%井上尚弥さんでしょう。
なぜならルイス・ネリは後半にスタミナや集中力が落ちて弱い一方、井上尚弥さんは12ラウンド通して劣化が見られないからです。
また、同様の理由で井上尚弥さんの後半ラウンドでのKO勝利というもの現実的だと思います。
ルイス・ネリが勝つとすれば前半でのKO勝利だと思いますが、ダメージらしいダメージを受けたことが無い井上尚弥さんにそれを実行することは容易ではないはずです。
もしかすると「前半でKOするしかない!」と死に物狂いで前に出るルイス・ネリの打ち合いに応じ、井上選手の強烈なカウンターが入って秒殺という日本国民熱狂のドラマが待っているかもしれません。
なんにせよ、2人の試合が実現したらルイス・ネリにはドーピングや体重超過など無いフェアな試合を期待したいと思います。
井上尚弥の左フックの伝説も!
皆さんは井上尚弥さんの得意技である「左フック」がいかに強いのかご存知でしょうか?
ボクシングをやったことが無い人であれば、左フックなんて効くの?と疑ってしまうような、力が入れにくく感じるパンチですよね。
井上尚弥さんがアメリカデビューした際もボディへの左フックが決まり、
「この致命的なボディショットこそが井上尚弥がいかに優れたボクサーかを示している」
とアメリカボクシングの専門メディアが報じているほどなんです。
ヘッドギアをつけている相手とスパーリングをしても、井上選手の左フックが決まれば脳震盪を起こすというのは普通のことなんだとか。(怖)
なんと階級が上の元スーパーバンタム級王者、小國以載さんですら井上尚弥さんの左フックを始めとしたパンチをスパーリングで味わい、
「グローブに何か入っている」
と思ったそうです。
試合の薄いグローブならまだしも、スパーリングで分厚いグローブ越しに、さらに(当時)2階級も上のチャンピオンクラスに不正を疑われるってヤバくないですか?(笑)
しかも、井上選手は利き腕が「右手」なのにもかかわらず、腕相撲は「左の方が強い」というからビビっちゃいますね。
左フックなんてコンパクトに打てるパンチですから、相手も何発かはもらうことを覚悟しなければいけないパンチですし、これからこの必殺パンチで更なるKO伝説を量産していくことだと思います。
参考:井上尚弥はなぜ強い?練習メニューは?体力測定結果や変な癖について
井上尚弥さんは他の選手とは違い、「負ける」というイメージが完全にゼロの選手なので、これからも世界中のビッグネームと戦い、「勝って当然」の井上尚弥の姿を見せ続けてほしいですね。
前人未到の世界7階級制覇を達成するのは彼しかいないかもしれません。
というわけで今回は最強ボクサーの井上尚弥さんについてまとめてみました。
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