エンダムが村田と再戦!また八百長判定?ゴロフキンと強さ比較も

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アッサンエンダムといえば2017年5月20日に行われたWBAミドル級タイトルマッチで村田諒太さんに判定勝利したプロボクサーですね。

参考:村田諒太が敗戦!!再戦はある?過去のエピソードや実力について

プロでは38戦36勝2敗という勝率95%ほどの素晴らしい実績を残していて、アマチュア時代にもアフリカ競技大会で銀メダルを獲得するなどキャリアと実力を兼ね備えた選手だと思います。

アッサンエンダム

絶対こんな野獣みたいな人と喧嘩したくないですよね。(笑)

開始22秒で相手を沈めたこともあるようで、世界チャンピオンに恥じないパンチの持ち主であることも噂されています。

そこで今回はアッサンエンダムと村田諒太さんの再戦や判定、さらにゲンナジーゴロフキンとの強さ比較についてもまとめてみました。

エンダムのプロフィール!村田との再戦について!

【名前】アッサン・エンダム
【誕生日】1984年2月18日
【身長】181.2cm
【リーチ】187.5cm
【階級】ミドル級
【出身】カメルーン
【スタイル】オーソドックス

アッサンエンダム 再戦

アッサンエンダムと村田諒太さんの再戦が2017年10月22日に東京の両国国技館で行われるようです。

たった5ヵ月で同じ相手と戦うダイレクトリマッチということで、前回負けた村田諒太さんは闘志が燃え上がっているのではないでしょうか?

再戦が決まったことによる両者のコメントがありました。

【アッサンエンダム】

「ここに戻ってこられてうれしい。日本のなかでも自分の顔と名前を認識してくれる人が増えてホームと感じている。世界中で話題になったのもうれしい。世界中のみなさんに愛するボクシングを見てもらいたい気持ちが大きかった。前回の試合と同様、それ以上にハードファイトを見せたい」


【村田諒太】

「きれい事ではなくて、彼には感謝しています。デビュー戦はぼくにとって冒険マッチだったかも知れません、それ以外は実力さえだせれば勝てる試合だった。この前が2回目のチャレンジ。その試合が僕をつくってくれている。今の位置まで彼が引き上げてくれた。もっと良い試合をして、彼を超えてもっとその先を見据えたい」


お互い紳士的なコメントですね。

あれだけリング上で殴り合った二人ですが、現在では友情すら芽生えているんだとか。

アッサンエンダムは前回の試合で勝利こそしましたが、村田諒太さんのパンチ力や圧力を感じたと思いますので、絶対に「余裕はない」と思います。

逆に村田諒太さんも、「もしも次戦も負けてしまったら・・・。」という不安は絶対にあると思いますので、こちらも「余裕はない」です。(笑)

お互いの笑顔の奥には塊のような不安と、絶対に勝つという勝利への執着心が感じられます。日本中の皆さん、当日は必ずこの試合を見逃さずに観戦してくださいね。

エンダムがまた八百長判定?

前回行われたアッサンエンダムと村田諒太さんの試合は疑惑の判定として噂され、WBA(世界ボクシング協会)の会長が村田さんに謝罪するという異例の事態が起こったほどですね。(個人的にはドローくらいの内容でしたが・・・。)

その時のジャッジペーパーの画像をのせておきます。

エンダム 村田 採点表

確実に相手にダメージを与えた村田諒太さんよりも、終始手数を出し続けたアッサンエンダムのポイントをジャッジが取ったということだと思います。

日本のファンの人たちは村田諒太さんを応援する割合が高いと思いますが、次戦も「判定」になってしまった際、疑惑の判定は繰り返されてしまうのでしょうか?

結論から言うと、疑惑(と感じてしまう)判定は繰り返すと思います。

アッサンエンダムと村田諒太さんの試合だけでなく、先日行われたゲンナジー・ゴロフキンとサウル・アルバレスの試合ローマン・ゴンザレスとシーサケット・ソールンビサイの初戦など、疑惑の判定は「普通に」起こっているからです。

参考:ゴロフキンVSアルバレス結果速報!試合の展開は?コメントや感想も
参考:ローマン・ゴンザレス敗戦!井岡は逃げた?強さや井上尚弥との対戦は?

アッサンエンダム

ましてアッサンエンダムには「手数」という武器があるので、正直「手数」にかなりの差があればポイントを取られても文句は言えません。

村田諒太さんが「もう疑惑の判定は起こらないだろうから、前と同じ戦い方でいいや。」なんて思っていたら、再度同じ悲劇を味わうことになるでしょうね。

もちろんアッサンエンダムが優勢に見えて村田諒太さんが判定で勝つという逆のパターンもあるかもしれませんので、お互い疑惑の判定で泣かないように明確な決着をつけてほしいと願っています。

エンダムとゴロフキンの強さ比較!

ところで皆さん、現在アッサンエンダムがベルトを持つミドル級には他にも世界チャンピオンがいることをご存知でしょうか?

「WBA」「WBC」「IBF」「WBO」という4つの団体があり、それぞれに世界チャンピオンが君臨しているのです。

ミドル級 世界チャンピオン

「んっ?」

と思った人は多いかもしれませんね。(笑)

そうです、現在WBAの世界チャンピオンベルトを持っているアッサンエンダムのさらに上に、スーパー王座というさらに上のチャンピオンが存在しています。

世界チャンピオンよりも上がいるなんて意味不明ですよね。(笑)

その男の名が「ゲンナジー・ゴロフキン」。村田諒太さんが目標とする人物なんだとか。

そんなスーパーチャンピオンのゲンナジーゴロフキンアッサンエンダムの強さを比較してみました。

ゲンナジーゴロフキン

【比較①(パンチ力)】
先ほどアッサンエンダムは22秒で相手をリングに沈めたとお伝えしましたが・・・・・パンチ力ではゴロフキンが確実に上です。世界戦17連続KO防衛という歴史上最多となる記録を保持しているのがゴロフキンなので、ちょっと相手が悪かったと思います。

【比較②(スピード)】
スピード対決であれば、いい勝負ではないでしょうか?一般の人が見ればむしろアッサンエンダムの方が早く感じるかもしれません。ゴロフキンはのっそり動くイメージがあるので。(実際は早く動けますが。)

【比較③(テクニック)】
アッサンエンダムはジャブを多用して距離を取り、ときおり華麗なコンビネーションを繰り出すなどテクニックに優れていますが、ゴロフキンの方がさらに上のテクニックを持ち合わせていると思います。アッサンエンダムのテクニックはどちらかというと正統派な感じですが、ゴロフキンはフックに角度をつけて上から打ち下ろしたり、ゆっくり動いているように見せてさりげなく完璧なポジションをキープし、素早い強打をねじ込みディフェンスも堅いです。

アッサンエンダム

【比較④(打たれ強さ)】
アッサンエンダムは驚くべきことに、4回ダウンした試合と6回ダウンした試合があるのですが、どちらも判定まで持ちこたえています。これは打たれ強いですね。回復力が半端じゃない。が、しかし!ゴロフキンはアマチュア時代を含めて約400試合してますが、たったの一度もダウンをしたことがありません。と、言うことは・・・そもそもダウンすらしないゴロフキンの方が打たれ強いと思われます。

【比較⑤(手数)】
手数に関してはアッサンエンダムに軍配が上がるのではないでしょうか?村田諒太さんとの試合でも休むことなく連打を繰り出していました。ゴロフキンも打つべきところは手数をまとめますが、アッサンエンダムほどではないと思います。

と、まぁ色々比較してみましたが、やっぱりスーパーチャンピオンであるゴロフキンが一枚上手なイメージですね。

アッサンエンダムは村田諒太さんを倒し、ゲンナジーゴロフキンに挑戦する可能性もありますので、弱点を補い頑張ってもらいたいと思います。日本では「村田諒太に疑惑の判定で勝った悪い奴。(笑)」みたいな印象もあるかもしれませんが、才能もあり紳士的な対応もできるナイスガイですので、これからの頑張りに注目したいですね。

というわけで今回はプロボクサーのアッサンエンダムについてまとめてみました。

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